革命対談
インタビュー

中谷 「魂に入ってくるというところで聴覚の方が強い。
だってそれでお坊さんは昔から布教してきたんだから(笑)」

上田 「たしかに文字による布教ってないですもんね」

上田 「なるほど。例えばこの対談を聴いていただいている方だったら、“どうしたら中谷彰宏になれるか”だったりするわけですね。中谷彰宏になるためにできることを一つ教えていただけますか」
中谷 「同じ空気を吸うことですね。

そうしてその人からリズムとかバランスを感じ取る。もし東京にいるなら中谷塾に来て生で見てほしい。それが難しいならDVDやCDなどで声の響きを感じ取ってほしいですね。

魂に入ってくるというところで、僕は聴覚より聴覚の方が強いと思うんです。だってそれでお坊さんは昔から布教してきたんだから(笑)」
上田 「たしかに文字による布教ってないですもんね」
中谷 「昔、浜村淳さんと淀川長治さんがラジオで映画の話をしていて、それがすごく感動的だったんです。

でも、実際映画を観てみると大したことがない。総合芸術よりも彼らの語りの方がすごいんですね。話が逸れましたけど、なりたい人に近づくためには、その人の生の声を聞くというのが一番いいですよ。その後でその人の本を読むと全然違います」
上田 「あ、それはわかりますね。頭の中でその人の声が響くっていう」
中谷 「そうそう、全然違う。本をその先生の声で読めるようになりますから。というわけで、上田さんがやってる“音声”ってすごいことだと思いますよ。僕も“音声”を使って一緒に何かやってみたい」
上田 「ぜひやりたいです。僕も企画を考えてみますよ。」
中谷 「あんまり考えないでいいですよ(笑)対談だったら、だらだらっと入ってだらだらっと終わるようなのがいいですね。その方がリアルでしょう。」
上田 「ぜひ!盛りだくさんだったので締めの一言が飛んでしまいました(笑)」
中谷 「だらだらっと終わればいいんですよ。それがいいんです」
全編はオーディオでお楽しみいただけます
この対談の全編はFeBeでダウンロードできます FeBeで対談全編を聴く