革命対談
インタビュー

上田 「それからは割と整理整頓はきちんとされていた?」

小松 「そうですね。深夜にオールナイトニッポンとか聴いているときに閃いて、ベッドなどをガーッと動かして部屋のレイアウトから変えたりしていました」

小松 「それで、今でも記憶に残っている出来事があるんですけど、すごく仲の良い友達がいたんですけど、彼は一人っ子ですごく親にかわいがられていて、家に行くと漫画とかおもちゃとかが全て揃っているような感じだったんです。
当時ミクロマンっていうのがありまして…」
上田 「ありましたね、ミクロマン(笑)」
小松 「“こんなミクロマンがあるのか!”とか、“これ基地まであるの?”とか、とにかく何でもある。

それである日、その友達の家に遊びに行ったんですけど、たまたま僕の親も彼の親と世間話をしに来ていたんですよ。その時、友達は漫画を読んでいたんです。それを読み終わって、パタンと閉じてしまおうとした瞬間、向こうにいた私の母親が私を呼んだんですよ。

何だろうと思って見ると“彼を見てみなさい、呼んだ本を戻したでしょ、こうすれば片付くんだよ”と言われて、ああなるほどと思ったんですよね。

つまり、ダーッと全部出すから仕舞う時に大変なんだと。でも、彼みたいに出して仕舞って出して仕舞う、というようにやったらいいんじゃないか、と。それからモノが仕舞えるっていうのがいいことなんだと思うようになりましたね」
上田 「そこから変わったんですね」
小松 「ええ、それまでは自分の部屋はいつもモノが広がっている感じだったんですけど、そこからは部屋の絨毯が見えているっていう記憶しかないですね。その体験が今上田さんが言ったような“革命”(笑)」
上田 「(笑)」
小松 「かたづけスイッチが一つ入ったのかな、という感じでした」
上田 「それからは割と整理整頓はきちんとされていた?」
小松 「そうですね。模様替えが好きだったり、深夜にオールナイトニッポンとか聴いているときに閃いて、ベッドなどをガーッと動かして部屋のレイアウトから変えたりしていましたね。一階にいる親からうるさいと言われていましたが(笑)」
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