新刊くん

サイエンスエレメンツとは
 「サイエンスエレメンツ」とは、「考える」「料理する」「議論する」「天気を見る」といった日常的な行為について、従来とは違う切り口から検証、再構築していくデジタルコンテンツ。

 亜紀書房ZERO事業部が企画したこのシリーズは、NTTプライム・スクウェアのコンテンツモール「Fan+(ファンプラス)」に出店された同名のショップで配信されています。

 コンテンツは動画・テキスト・図表のパッケージから成り、クラウド上に保管されたデータを、ユーザーはPCやアンドロイド搭載端末を使って視聴するというスタイル。科学が好きな方だけでなく、知的好奇心が旺盛で、何でも知りたくて、そして“自分で考える”ことの重要性を認識している方たちが楽しめる内容となっています。

 論理的な方法論、だれもが再現可能な方法論など、“科学的な方法論”は、問題解決には欠かせない。『問題解決の科学』は、そのような科学の「実用」にフォーカスしたシリーズ。
 さまざまなジャンルの専門家がリレー形式で各回を展開していく。
 第1回のテーマは「放射線被ばく」、講師は慶応大学医学部放射線科の近藤誠医師。

□近藤誠のページ | 亜紀書房ZERO事業部


1948年生まれ。医学博士、慶應義塾大学医学部放射線科講師。
慶應義塾大学医学部を卒業後、アメリカに留学。帰国後は、がん一般の治療を専門とし、乳がん治療では早くから乳房温存療法を実践する。一方で、日本の医療界の変革と、患者本位の医療を実現するため、医療現場からの情報公開に力を注いでいる。
3.11の原発事故については、その放射線被ばくについての正確な情報を発信するため、マスコミ各社の取材に積極的に応じている。
著書に、『患者よ、がんと闘うな』『成人病の真実』『抗がん剤は効かない』(以上、文藝春秋)、『あなたの癌は、がんもどき』(梧桐書院)、『放射線被ばく CT検査でがんになる』(亜紀書房)などがある。