そういえば昨日買った『33歳からの仕事のルール』に、「話す」倍「聴け」って書いてあったな。
俺がこの場で一方的にしゃべったとしたらどうなるだろう。話して、この場を明るくしても、中山の気は楽になるのだろうか? そんなの、楽しさの押し付けかも知れない。ここは中山の考えを聴こう。良い機会じゃないか。
中山もたくさん話したいこともあるだろう。こちらも精一杯共感してあげること。わかんないが、多分そうなのだろう。
【仕事のルール 22】 「話す」倍「聴け」
その日は思わず話が弾み、多少酔ってしまった。しかし、彼の恋愛話は面白かった。とことんフラレっぱなしで、今は同じ係の関野さんという同期の女の子が好きらしい。同じ係ということは、俺の直属の後輩。2人の恋路、ささやかに応援させてもらおうか!
あ、もちろん『25歳からのルール』は渡した。すぐに読んでも、読んでくれなくても、どちらでもいい、あいつが自発的に読めばいい。
さて、帰宅だ。終電車に間に合いそうになかったのでタクシーに乗る。
俺が住んでいるアパートは杉並区の成田東というところにあるんだが、ここがまた難儀な場所で、どういうことかというと道が迷路にように複雑なのだ(Google Mapで実際に見てみんさい!)。閑静なのは良いが、たまに道をど忘れしてしまう。
さて、タクシー運転手にどう道を教えるべきだろう?
Q3 : さあ、松井はどちらの行動をとるべきか?
1、始めに道順を一気に伝えてしまい、あとは運転手さんに任せる
2、手間だが、その都度、ポイントで道順を指示する
- 書籍名:33歳からの仕事のルール
- 著者:小倉 広
- 出版社:明日香出版社
- 定価:¥ 1,470 (本体価格+税)
- ISBN-10:4756913407
- ISBN-13:978-4756913401