モテるために片づけをする男の一週間 最終日【継続は力なり…!編】
4日あけてこんにちは。
先週1週間、「片付け」に挑戦していた新刊JP編集部の金井です。
モテる男は身の回りの整理・整頓ができている! ということに気づいた私は、先輩がお勧めする『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』(明日香出版社)を譲り受け、本書をもとに整理・整頓テクを実践してみた。
過去の様子はこちらから。
・モテるために片づけをする男の一週間 1日目【事の発端編】
・モテるために片づけをする男の一週間 2日目【片付け実践編】
・モテるために片づけをする男の一週間 3日目【かさばらない書類テクで大モテ?編】
・モテるために片づけをする男の一週間 4日目【かさばらないPCテクで大モテ?編】
まずは片付けを実践、ファイルを買い揃え、重要な書類を上手くファイリング。さらにパソコン内も整理し、徹底的に「探す」という無駄な時間を省ける環境を整えた。
実は、この片づけをして最も感じたのが、その「探す」という時間が省いたおかげで、仕事にとりかかれる時間が早くなったことだった。
4日目にはパソコン内のフォルダなどを整頓したが、実測したところ、1つのファイルを見つけるのに3分以上かかっていたのが、わずか20秒に短縮できたのだ。

ほれ、ここ!ここ!
それは書類も同じ。以前の横で積み重なった状態では「ああああ!」と言って慌てながら探す羽目になることが多かったが、そんな事態もなくなり、スムーズに書類を出せるようになった。


個人的に感じたのは、「どこになにがあるか、すぐ分かる」というのが重要ということだ。
モテるためには人を「待たせる」など言語道断。
徐々に女性社員の中の私の評価も上がってきた・・・。そして、年末を向かえ。
さて、今の私のデスクの様子をお伝えしますよ。

あれ?どうした?汚くなってない?
わずか4日で。
こんなことになるとは。
カムバック 麗しき日々!!


(不快にさせてしまったらごめんなさい)
『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』の冒頭でもこのように定義していたではないか。
・整理(SEIRI)…「『いるモノ』と『いらないモノ』を分け、『いらないモノ』を捨てること」
・整頓(SEITON)…「『いるモノ』を使いやすいように置くこと」
・清掃(SEISOU)…「身の回りのモノや場所を綺麗にし、いつでも使えるようにすること」
・清潔(SEIKETSU)…「誰が見ても綺麗であり、綺麗な状態を保とうという気持ちにさせること」
私は整理、整頓、清掃はできていた。
しかし、肝心の最後の「清潔」が欠けていた。
「清潔」の言葉の反対は「不潔」。
フケツ。フケツ。フケツ。。。
なんと忌々しい言葉だ。
編集部の川口が近づいてくる。

「結局駄目じゃん!まあ私には最初から分かっていたことだけどねー」
そう言い放ってどっか行ってしまった。
そういえばここ2、3日、女性社員から相談されたことがない。
『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』を読み返してみると、こんなことが書いてあった。
「整理・整頓は意識しないと、どんどん崩れていってしまいます。・・・「これはいいや」「今はちょっと忙しいから」「また、後でやれば」という、ちょっとした気の緩みが生じます。気がつくと整理・整頓を始める前の状況に戻ってしまいます。」(p67)
確かに。。。
そして私の実感としてあるのは、この継続して整理することができないと永遠に「整理・整頓ができない」キャラのラベルを貼られてしまうことだ。

「ちょっとは良くなったかなと思ったんですけど、結局ダメでしたよね。まあそういう人なんでしょうね。ああいう人って、もし彼女ができて、“ここ直して!”と言われても表面だけ“はいはい”だけ言って何もしないんでしょうね。あ、でも彼はもともとモテないからそんなことにはならないか(笑)」

OH! MY GOD!!
モテなかった自分に戻ってしまった。
清潔な状態を保つためには継続のためにはやはり意識を高く持つことが必要。本書では整理・整頓のチェックリスト作成など、さまざまなテクニックを教えてくれる。なんとかこれを年末・年始の休みの間に会得し、来年から生かさなければ。
ちなみに『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』には、ほかにも仕事の整理の仕方や、身に周りを抜け出した会議室や倉庫の整理・整頓テクなどが満載だ。今回、私が実践したのは本書の第2章から第4章までだが、他にも使える技術ばかりである。
確かに整理・整頓することで、周囲からは見る目が変わっていた。
整理できていれば、不思議と仕事もできるようになる。その理由は簡単なことで、目の届く範囲が広がったからだ。
それは人と接するときにも使える。つまり目の届く範囲が広がることで、余裕が生まれ、それまで見えなかった部分の気配りができるし、整理した上で物事を伝えられるようになるのだ。
確かに一時期、私はモテていた。
これを継続していく以外にはない。
よし、来年から本気出すぞ!!
川口「来年からとか言ってる時点で無理っしょ」

え・・・?
ともあれ、もし、私のような人がいたら、取り返しがつかなくなる前に是非、『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』を読んで欲しい。

そのままにしておいて部下や後輩、上司や先輩、同僚らから総スカンを食らっても知りませんよ?
(新刊JP編集部/金井元貴)