モテるために片づけをする男の一週間 4日目【かさばらないPCテクで大モテ?編】
◇昨日までのあらすじ
同僚の女性社員から著しく評判が悪い私、新刊JP編集部・金井。
その原因がなんと、私の整理・整頓の出来なさにあることが判明した。
そこで一念発起!! 先輩のデスクにあった『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』(明日香出版社)を譲り受け、本格的な身の回りの整理を行うことにした。

詳しい経緯は1日目~3日目を参照のこと
・モテるために片づけをする男の一週間 1日目【事の発端編】
・モテるために片づけをする男の一週間 2日目【片付け実践編】
・モテるために片づけをする男の一週間 3日目【かさばらない書類テクで大モテ?編】
昨日はデスクの身の回りを片付け、なんと、素直で笑顔が可愛い編集部の花、新人・新刊P子が資料のまとめ方について相談をしてくるという事態も!

(思わずカメラ目線。)
ここ数ヶ月間、女っ気のなかった生活に潤いが出始めている今日はパソコン内の整理をしていくことにした。
◇「探す時間」という無駄を省こう!!
もしかしたら、パソコンのデスクトップ、こんな風になっていませんか?

ええ、これは僕が使用しているパソコンのデスクトップなんですけどね。
ここまでゴチャゴチャだと、何処にどのファイルがあるのかサッパリわからない。
送られてくるファイルをテキトーに置いていたせいか、とにかくめちゃくちゃだ。同じ名前のフォルダがあったり。意味がわからん。
そこに編集部・山田が「あの記事のファイル、金井さん持ってましたっけ?」と聞いてきたので、必死に探すことに。

ファイル探し頑張ります!
↓
1分後・・・。

「あれ…どこだ?」
↓
2分後・・・。

「えー!?どこだよ・・・」
↓
3分後・・・。

「あーもう!!」

昨日、ファイルを見て「すごーい」を連発していた編集部・川口も、隣のデスクで「みんな忙しいんだから待たせないでよ」と怒り心頭。
もちろん3分間経っても見つからず、僕もイライラするばかりだ。「ファイル検索」機能を使えば済むのかも知れないが、そこは使わないで探し出したいじゃないか。
現代のビジネスの現場ではパソコンは必要不可欠。だからこそパソコンの中の整理も必要不可欠なのだが、『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』の第4章では、パソコン内の整理・整頓方法を教えてくれている。
まず重要なのは、パソコンには最低限必要なファイルだけにする。つまり、要らないモノは捨てるっていうこと。

つまりこういうことですね。
電子的なモノは物質的なかさばりがないのでいくらでも保存してしまいそうだが、物質と一緒で「探すのにムダな時間を食う」ことが多い。
本書では、今、必要なものだけをおき、常に最新の環境で仕事をすることを奨めている。
なので、常に最新の環境で仕事をすると良い。
また、例えば未完成のファイルはひと思いに捨ててしまうと良いという。「ああ、勿体無いな」とか思っていたりすると、そういったファイルが延々溜まっていくことになるのだ。
と、僕がパソコンの整理をしていると、隣のデスクの川口が唐突に掃除を始めた。

「ヤバイ、元貴(私の名前です)が変わろうとしてる!!」
どうやら私の変貌振りに焦ってきたらしい。
今まで散々、「モテないんだから滝でも打たれてこい」だの「キモーい!近寄りたくなーい!」だのという、誹謗中傷とも言うべき言葉を投げかけてきた彼女だが、そんな川口にも影響を与えるなんて!
さて、話は戻り、パソコンの整理だ。
私のパソコンの中には「新しいフォルダ」という名前の入ったフォルダが、1つのフォルダの中に3~4件あった。「新しいフォルダ(2)」という風に名前が付けられるが、正直なんのデータが入っているのかよく分からない。
そこでフォルダの構造を設定し、フォルダ名をリネーム。その名前をつけたテーマのファイルをどんどん入れていった。
また、フォルダの名前をつけるときはマイルールをあらかじめ決めておくと良いと『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』にある。

というわけでここまですっきりしました!!
デスクトップからよく使う重要フォルダまで行けるよう、ショートカット機能も駆使!機能的に使いやすくなった。これでファイル探しもすぐにできる。
ここで山田が「じゃあ、先週配信した記事のファイル探してくださいよー」と言ってきたのでやってみたところ。
20秒後・・・

「ほれ、ここ!ここ!」
まあ、今整理したばかりだから記憶しているのはあるが、それでも早い!!整理整頓をはじめてから4日目、じわりじわりとデキる男になりつつある。これが肌感覚だ。
また、今日はクリスマスということで同僚の女の子からサプライズプレゼントももらってしまった。
「あの、これクリスマスカードです・・・」
「えー? あ、すいません。ありがとうございます」

(なぜか山田がカメラマンとして場に乱入し、そのシーンを激写してきた。)
女の子からクリスマスカードをもらうという、素敵な場面も!
こんなのもらったのは小学生以来だ。
なんだか夢見心地なクリスマスとなった。
こんな感じでクリスマスを過ごせたのは・・・記憶にない。
去年はこもってひたすら原稿書いてて人と話してないし。
一昨年はこもってひたすら原稿書いてて人と話してないし。
その前の年もこもってひたすらゲームやってて人と話してないし。
というわけで、こんな風にして今日は終わっていった。 もうすぐ家に帰るが、思い出に残るクリスマスだった。
次回はいよいよ最終日。ちょっと間が置くが、12月29日の私の様子をニュースでお伝えしますよ。毎日やってきたデスク片付け。わずか5日間でデスクはどうなるのか?
(新刊JP編集部/金井元貴)