モテるために片づけをする男の一週間 2日目【片付け実践編】
「片付けができない男はモテない」という噂を聞いた私、新刊JP編集部・金井。
「年末の大掃除に頑張ればいいか~」と調子こいていたところ、実は同僚の女性社員の間で「近づきたくない」だの「虫が湧いている」だの、あることないこと噂が流れ、もはや修復不可能な事態にまで陥っていたことが分かった。
→昨日の様子
そこで、片付けをして、モテてデキるビジネスパーソンになるべく、お手本としている先輩Tさんから頂いた『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』(明日香出版社)をもとに、まずは自分のデスクの整理整頓をスタートさせたのだった

◇実際に片づけをしていきますよ!
本書が示す4つのS、これは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」の4つであることは昨日書いたが、この4つのSをもっと具体的に述べると
・整理(SEIRI)…「『いるモノ』と『いらないモノ』を分け、『いらないモノ』を捨てること」
・整頓(SEITON)…「『いるモノ』を使いやすいように置くこと」
・清掃(SEISOU)…「身の回りのモノや場所を綺麗にし、いつでも使えるようにすること」
・清潔(SEIKETSU)…「誰が見ても綺麗であり、綺麗な状態を保とうという気持ちにさせること」
という風になる。まず自分に欠けている部分は最初の「整理」だ。
基礎からじゃん!!
自分のデスクには「あ、これ残しておいた方が良さそうだな」と思ってそのままにしておいた資料や、「とりあえず残しておこう」というようなメモ用紙などで満載。そのため、いつの間にか不要なもので溢れかえっていた。
でも、「いるモノ」と「いらないモノ」を分けることは実は意外と難しい。
自分の中で「いるモノ」の明確な基準がない限り、なんとなく片づけをすると必ず失敗をしてしまうのだ。自分の中に基準がないと、どうしてもいらないものが捨てられず積み重なっていってしまう。
しかし、よくよく見ればパソコンデータで残っている書類も多い。なので、そういった書類は全部シュレッダーにかけることに。また古い雑誌や自宅から持ってきた本は全て持って帰ることにした。


こうして「いるモノ」と「いらないモノ」を整理していく。


(もはや正座して作業)
誰も助けてくれず、1人で孤独に黙々と作業。
視線が冷たい…。
というわけで、1時間ほどかけているモノといらないモノの仕分けを終わらす。

周囲に恐ろしく影響を与える自分。
隣のデスクを使っている編集部・Yさんは半分激怒、半分あきれモード。
ごめんなさい。でも、結構思い切ったことをした、と自分では思う。
次にいらないモノは捨てること!
『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』には、捨てるために必要なのは「勇気や思いやり」だとある。
僕は勇気を出して、昔書いて山田に赤を入れられまくった記事の紙を、シュレッダーにかけた。

・・・全然未練ない。
同僚の編集部・山田に真っ赤にされた記事だったが、既に配信されている記事だし、なんでこんなの残していたんだろうという気がしてたまらない。
紙はどんどんシュレッダーにかけ、持ち帰るものはまとめた。
そして!!
ついに!!

きれいになったー!
「いるモノ」と「いらないモノ」を分けて、「いらないモノ」を勇気を出して捨てることでこんなに綺麗になるなんて。
参考までに以前のデスクと並べてみよう。


同じデスクとは思えない。
デスク右奥に積み重なっていた書類の束はほぼ廃棄し、ファイルなどにまとめた。
左奥に積み重なっていた本も「今、必ず必要なもの」以外は全てどけた。
また、実はファイルや本の置き場所などもちょっと機能的に配置している。
『仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術』によれば、「いるモノは使いやすいように置こう」とのこと。
例えば職場でチームとして作業をすると、他の人が自分のデスクの上にある資料を探すことも出てくる。そのとき、誰が探しに来ても何処に何があるかわかるようにしないと相手を困らしてしまう。

編集という仕事上、本がたくさん自分のところに集まってくるのだが、今、自分がどの本を持っているかを分かるように、左隅奥に配置。これで山田が本を探しにデスクの前に来ても迷わない。
本書によれば、「モノの置き場所を決める場合には誰が使うのか」を考えるべきだという。確かにここは公共の場。自分だけが使っているわけではない。
また、右側の赤丸の部分に注目。右利きの自分はすぐにメモが取れるように、常にノートとペン、携帯電話を右手の届くところに配置。突発的な電話もこれで慌てなくなるだろう。
え? このレベルって「社会人として常識」なの・・・?

(↑激しく衝撃を受ける金井氏)
とはいえ、まあこれで快適に仕事ができるようになりました。

いよいよ明日、このデスクで仕事を開始!
どれだけ新刊JP編集部・金井は変われるのか!?
そして、モテるようになるのか!?(←これが最終目的です)
(新刊JP編集部/金井元貴)