一瞬で人生を変える パラダイムシフト・インタビュー

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インタビュー特集

泉忠司

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「総合力、ということですかね。僕の知っている仲間の中でも最高の人生を送っているんじゃないかと思うのですが」

「本当に最高の人生ですよ」

「そんな泉さんに、この対談のテーマである『一瞬で人生を変える』なのですが、時間をかけて悩んだりしているようには見えても、多くの人の人生の変化は一瞬、「あっ、これでいいのか」「あっ、そういう見方もあるのか」「やってよかったのか」「俺でもできそうじゃん」という、何か一瞬の中の気付きが人生を変えるんじゃないかと」

「そうですね」

「これを『3つのパラダイムシフト』、泉さんが今までの自分自身の人生を歩めるようになるまでになった、いくつかの『一瞬で変わった3つのパラダイムシフト』を、是非とも教えていただきたいと思います。よろしいでしょうか」

「はい」

「ではまず、泉さんにとって、そもそも「最高の人生」とは何か、ということを短くお伝えしていただけたらと思います」

「最高の人生というのは、自分が欲しい、こうなりたいという状態に、これを行いたいということができている状態になっていることだと思うんです」

「つまり、自分が持っている、やっている、なっている。つまり「have・do・be」、そういったものが手に入っている状態のことですね」

「もちろん人によって違っていいんです。絶対そうなんです」

「そこは人それぞれですよね」

「ただ、自分がそうなりたいという状態が手に入っていれば、それが最高だと思うのです」

「なるほど、含蓄がありますね。親がこうなってほしい、ではなく、自分がこうなりたいという」

「たとえば会社の社長さんになっているというのは、周りから見ればすごい、幸せそうな人生だなあと言われるかもしれません。しかし、もしかしたらその人は資金繰りに悩んでいたり、今後の展開がつらくて仕方ないかもしれない」

「確かに」

「その辛さが、その人が欲しいものだったら、それは最高の人生かもしれないけれど、それを欲しくないと思っているのにそういう状態になってしまっているのは最高とは言えないのでないでしょうか。自分が欲しい状態になれていること、それが最高の人生ではないですか」

「なるほど、今はそういう状態になられていると」

「はい。僕は最高ですよ」

「そんな最高な人生は、まさか生まれた時からではないですよね」

「僕はいろんな方から言われるんですよ。泉さんはきっと恵まれているんだと。能力もあるし。良い家庭に生まれ育って…と言われるんですけど、全然違うんですよ。うちなんて究極の貧乏で、むちゃくちゃひどかったんですから。うちの親父がギャンブルと酒で身を持ち崩した人間ですよ。毎日のように借金取りや、怖いお兄さんたちが家にやってくる。それくらい貧乏だったんですよ」

「それは怖いですね」

「高校生時代は、僕の財布から、親父が1000円札を抜いていってパチンコに行くというような状態でした。僕は香川県出身なんですけど、田舎で周りには何もありませんでしたね。そういえば、僕が貧乏なころにひとつ忘れられないエピソードがあります」

「はい」

「家族で1年に一回、ファミリーレストランに行くんですよ」

「ファミレスに」

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