『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』
ここだけウラワザ紹介!
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』では、すぐに実践できるノート管理術が満載です。本書では「メモノート」「母艦ノート」「スケジュールノート」の3冊を使い分けることを提唱しており、本書のノート術を覚えるだけで、よりワンランク上のビジネスパーソンになるためのスキルが身につきます。
このコーナーでは、美崎さんのノート術を紹介&本には書かれていないここだけのウラワザを一挙公開します!
その1:3冊のノートを使い分けよう!
美崎さんは「メモノート」「母艦ノート」「スケジュールノート」の3冊を使い分けることを勧めています。
①「メモノート」…どんな思いつきもすべて拾う携帯メモパッドです。アイデアや気づきは断片でもここに書きます。美崎さんのお勧めは、メモが千切れるタイプのものだそう。(写真は美崎さんが実際に使っているもので、コクヨの「DEMICOUPER」というものだそう)
②「母艦ノート」… 情報を集約するノートで、仕事で使うメインノート。そのため、使い勝手のいいノートを選びましょう。メモノートで溜まったアイデアをこちらの母艦ノートに集約していきます。また、アウトプットを前提に記録することを美崎さんはお勧めしています。(右側の写真は美崎さんが使用している母艦ノートです)。
③「スケジュールノート」…
ダイアリーやスケジュール表が書かれたノートです。母艦ノートとスケジュールノートは必ずセットで使い、2冊のノートを効果的に連動させると仕事の管理が非常に楽になります。
この3つのノートを使いこなすことが、美崎さんのノート術を実践する前提となります。今仕事の管理ができていない方はまずは3冊のノートを使ってみることからはじめてみませんか?
その2:付箋を使ったタスク管理術
インタビュー中、話題になったのは美崎さんの「付箋を使ったタスク管理術」。こちらは本書の87ページにも書いてありますが貼る位置で、何の付箋かを分別しているそうです。
(写真は美崎さんが使っているノートです)
例えばノートの右側から出ている赤い付箋。こちらは「日付付箋」といい、〆切などが確定し実行フェーズに移ったタスクがあることを示します。そして、ノートの上から出ている付箋は「結果フェーズ」、つまり、
タスクが完了したことを示しています。ここには、そのタスクを経て得た気づきなどが書いてあり、後々に参照することも可能です。
そして今回インタビューで教えてもらったウラワザは、付箋を右上の角に貼るという技術です! これは「緊急なタスク」を示す付箋だそうで、こうすればタスクの重要度も認識できるようになります。ただ美崎さんは「この位置の付箋が増えてくるとね…」と苦笑いをしていました。
その3:ノート術を彩るお勧めステーショナリー
本書には、仕事ノートをさらに効率よく使えるようになるお勧めステーショナリー(文房具)が掲載されています(240ページより)。インタビュー中にも言っていますが、次は文房具の本を出したいとか・・・?
今回美崎さんに見せて頂いたのは、No.1の「日付を打つスタンプ」です。商品名はデートスタンプ(メーカー:COLOP/735円)といい、名刺をもらうとこのスタンプで名刺に日付を入れるそうです。
日付が入っていれば「この人、いつ交換したっけ…?」というようなこともありませんし、「どのようなシチュエーションで名刺をもらったか」も大体分かります。名刺管理もこれで楽になりそうです。是非試してみて下さい!
◇ ◇ ◇
いかがでしたでしょうか。本書では他にも
▼プロジェクトを進める上で発生する「予想」「実行」「結果」のフェーズを、すべて同じノートで管理する「3段階記録法」
▼この「3段階記録法」を、後から見返したときにより分かりやすくなり、明確なアウトプットとして結果がノートに残る「追記法・色分け法」
▼会議の要点や決まったことなどを「予想」と「結果」で管理し、自己の成長にもつながる「会議ノート」
▼ノートを使ってたくさんのアイデアを出すための方法
などなど、さまざまなノート術が載っています。美崎さんの言う通り、「まずは実践してみること」が大事。是非、本書を読んで、結果を出せるビジネスパーソンになりましょう!