大学3年生「就活」座談会

2、就職活動を通して横の広がりを作りたい

―H君は理工学部だけど、何かやりたいことはあるんですか?

H君「大学院に進学するつもりです。でも、就職活動もします」

―なんだそりゃ(笑)!

H君「説明会とか面接って、製造業や開発の方々と話せる貴重な場だと思うんです。だから、今、社会はどういう技術を求めているのかリサーチして、自分の研究テーマにいろいろと反映させたいというのはありますね。可能性の探求です。あとは、就職活動を通して学生同士の横のつながりも作りたいですね」

S君「それって、結構大変なんじゃない?」

H君「そうかなあ。いや、でも多分できると思うけど」

―今日、リクナビ主催の合同説明会があったみたいだけど、知ってる?

S君「知ってます」

Tさん「夏に合同説明会に行ったんです。でも、行った意味、あんまりなかったなあと思って今回は行きませんでした」

A君「ただ、企業側が合同説明会に来たかチェックしているところが多いから、めぼしい企業があったら行きたいですね」

―自己分析はもう始めていますか?

Y君「逆にやるなって言われました」

全員「え、誰に!?」

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Y君「大人に」

全員「大人(笑)!?」

Y君「やってもいいけど、答えがないものだから、堂々巡りして疲れちゃうって。だから他のことをしたほうがいいよと言われました」

A君「でも、今って二極化しているって言われていますけど本当にそうだと思いますね。本当にやる気のある人とない人の差が激しいんですよ。やる気がある人は、早くて6月くらいからリクナビやマイナビに登録して、勉強したり自己分析したりとかしちゃう。で、夏休みはインターンの予定を詰め込んで、11月には(一般常識やSPIの)模擬試験に挑むっていう感じで」

S君「マジで?すごいな、それ…」

A君「で、一方でやる気のない人は、『リクナビ? 何それ』みたいな」