将来はマンガ家、ミュージシャン・・・ 子どもの頃に描いていたそんな夢を、大人になるにつれて見えてくる厳しい現実との折り合いで封印し、 今は日々に追われるフツウのサラリーマン。そんな人は多いだろう。
そんな中でも、会社勤めをしながら、「なりたい自分」を達成した人たちもいる。 例えば、芥川賞作家の磯崎憲一郎氏は三井物産で次長を勤める会社員としての顔も持っていることで今、話題となっている。
つまり、会社員でありながら、夢だった「なりたい自分」も叶えた人たちのことを「ハイブリッドワーカー」という。
より具体的に定義をしていくと、会社員でありながら終業後や休日などに副業となる活動(=ハイブリッドワーク) を行う人のことで、一般的に収入が不安定な作家や音楽家といった自分のやりたいことを、収入に気を使うことなく行っている。 もちろん、自由な時間にその副業を行うのだから仕事に支障が出ることもない。
「ハイブリッドワーク」は副業の形を超えた、新しいライフスタイルの形なのである。