

著書『最後の冒険家』で第6回開高健ノンフィクション賞を受賞。文章だけでなく、写真家、そして冒険家として活躍する石川さんは、旅先で「僕はいったい何をしているんだろう、どうしてこんなところにいるのだろう」という感慨にしばしばふけるという。
「僕たちは目的がないことに慣れていない。仕事には目的があるが、旅には目的がないこともある。だから、ときに感傷的にもなりますが、そんなときにこそ新しい世界を見つけることができるのです」
チャトウィンは旅するとき松尾芭蕉の『奥の細道』を持参した。石川さんは、チャトウィンの本を旅の途中で何度も読み返したという。紀行文は旅の合間に読むのがいい。石川さんはどんな旅でも33リットルのリュックひとつで出かける。今回はどんな本を読もうかと思いつつ。
つづきは
GQ JAPAN.6月号をご覧下さい。

『ソングライン』
ブルース・チャトウィン著
北田絵里子・訳
石川直樹・解説
/英治出版

『Mt.Fuji』
石川直樹著/リトルモア

釧路昔むかし -江戸時代の釧路-
釧路市史編さん事務局編/釧路新書
現在絶版中
『アイヌの歴史』
瀬川拓郎/講談社選書メチエ
