「マネジメント」というと、どうも小難しいイメージがつきまとうのではないか。
著者の松本順市氏によると、本書は若いビジネスパーソンからの反響が多いという。もし、本書のサブタイトルである『人材流出時代のマネジメント戦術』がメインのタイトルであったしたら、タイトル負けして若いビジネスパーソンからも敬遠されてしまっていたかも知れない。
逆に言えば、若いビジネスパーソンからの反響が多いということは、それだけ平易な言葉で分かりやすく、そして丁寧に「マネジメント」を解説しているということだ。
さて、本書のテーマは人材マネジメント、分かりやすく言うと、「部下を育てるにはどうすればよいのか」ということだ。
上司が部下を育てられない理由はいくつかあるという。その一例をあげる。
・部下が何に悩んでいるのか、どうして結果をあげられることができないのかを、上司が把握していない状況にあるから。
・褒めることをしないから。部下は、褒めてもらい、自分の存在を認めてもらえばやる気が出てくるものである。
本書はこうしたところから、上司が部下を育てるにはどうすればよいのか、そして上司自身も成長し、組織全体で成長していけるようになるにはどうすればよいのかを、事例を用いながら説明している。
ベテラン上司から新人上司まで、全ての「上司」といわれる立場にいる人たちが読める1冊である。
- 書籍情報
- 書籍名:上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか辞めるまで気づかないのか?─人材流出時代のマネジメント戦術─
- 価 格:1,260円(税込)
- 出版社:Nanaブックス
- 発売日:2008年4月17日
- ISBN: 978-4-901491-77-8 (4901491776)




