- 書名:
- iPhoneとツイッターで会社は儲かる
- 著者:
- 山本 敏行
- 価格:
- ¥819(税込)
- 出版社:
- 毎日コミュニケーションズ
- 発行日:
- 2010年2月23日
- ISBN(13桁):
- 978-4839934446
- ISBN(10桁):
- 4839934444
- はじめに
- 第1章 ツイッターを会社で導入する目的とは
- 第2章 ツイッターを全社導入して起きたこと
- 第3章 ツイッターのメリット・デメリット
- 第4章 アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの
- 第5章 グーグル・アップスとアイフォーン
- 第6章 コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる
- スペシャル・インタビュー グーグル 辻野晃一社長
- おわりに イーシースタジオ社員の全社導入アンケート
便利な世の中になったものだ。
インターネットによって気軽に世界に散らばる情報が集められるようになり、メールによって時間もお金もかからずに遠くの人とも気軽にコンタクトが取れるようになった。
しかし、発展はそれだけでは終わらなかった。
ブログによって個人が気軽に情報を発信できるようになり、mixiやGREEといったSNSは顔の見えないインターネットの世界で、実の友だちと結びつく「顔の見える」コミュニケーションを可能とした。また、スカイプはあっさりと一般市民たちの手にテレビ電話を提供してしまった。
パソコンはどんどん小型化し、ノートパソコンよりもさらに小さいパソコンやフル液晶のタッチパッドなど、何処でもネットにつながり誰ともコンタクトが出来る状況になっている。
そして、現在、最も注目されているソフトとハード、「ツイッター」と「iPhone」。
よく聞くのが、「iPhone」によって劇的に仕事が効率的になり、「ツイッター」でより気軽に情報発信ができるようになったという話だ。
本書では、「iPhone」と「ツイッター」を上手く使うことで、会社が劇的に良くなっていく姿を著者自身が経営する企業「EC studio」を通して紹介している。
著者の会社は33人の社員全員に「iPhone」を配り、「ツイッター」を使用してコミュニケーションをはかっている。すると、これまで見えてこなかった社員の不満ややる気などがあふれ出てきたという。
また、社長自身も率先して「ツイッター」でつぶやいており、自分の経営理念や気持ちを社員に伝えるための一助となっているようだ。
本書を読んでいると、会社にとって、いかに社員間のコミュニケーションが大事かを感じ取ることができるだろう。
「業務中にツイッターなんて!」と思う人も多いかも知れない。しかし、本当にそう思ったままでよいのだろうか。もしツイッターを導入するだけで社内のコミュニケーションが活性化するのであれば、それを使わない手はないだろう。
もっと会社を活性化させたいのだけど…と悩んでいる人、もっと高いレベルで仕事をしたい!と思っている人は是非とも本書を読んで欲しい。その答えが必ず見つかるはずだ。
(新刊JP編集部)
中央大学商学部卒業。株式会社 EC studio 代表取締役。
ドットコムバブル全盛(2000年)のアメリカ留学中に21歳で起業。
中小企業のホームページの売上アップ支援サービスの導入実績は累計5万社以上。
現在はホームページ売上アップ支援サービスに加え、業務効率を高めるIT活用法の導入を支援している。
iPhone とツイッターを全社導入した事例を発表したことで、ネットの注目を浴びる。