新版 民主党の研究

『新版 民主党の研究』書籍情報

書名:
「出社が楽しい経済学」DVDブック
編集:
「出社が楽しい経済学」制作班
監修:
吉本佳生
価格:
¥2520(税込)
出版社:
日経BP社
発行日:
2009年7月30日
ISBN(13桁):
978-4822247584
ISBN(10桁):
4822247589

『「出社が楽しい経済学」DVDブック』目次

  • #001 「サンクコスト」
  • #002 「機会費用」
  • #003 「比較優位」

『「出社が楽しい経済学」DVDブック』書籍紹介

「出社が楽しい経済学」は2009年1月から3月にかけて深夜、NHK教育テレビで放送されていたテレビ番組で、ある会社を舞台にコメディードラマ形式で経済学を学んでいくというものだった。そんな本作がDVDブックとなって登場した。

DVDブックの第1巻では、「サンクコスト」「機会費用」「比較優位」を取り上げて解説している。
 「サンクコスト」とは「SUNK」=埋没したコストのことで、言うなれば「もう二度と戻ってこないコスト」のことだ。本作では新入社員の小山内君が、別れたくないからと彼女に貢ぎ続けたブランド品も「サンクコスト」だとあっさり斬る。また、高級焼肉店のメンバーズカードを手に入れた課長は「元を取るため」と毎日のように焼肉屋に通う。しかし、その課長の行動も入会金という「サンクコスト」に縛られた例である。毎日焼肉を食べるのは良いが、それによって身体を壊したときにかかるコストは膨大なものとなる。
 私たちは、「元をとろう」という発想のもとに、無駄を重ねがちなのだ。

このように、本作はある会社の何気ない日常風景の中で、経済学がどのように働いているかを解説している。
 監修を担当した吉本佳生さんは『スタバではグランデを買え!』をはじめ、生活と経済を結びつけた分かりやすい説明で定評がある経済学者だ。劇団スーパー・エキセントリック・シアターの面々が演じる個性豊かな登場人物たちの演技も魅力の1つ。

経済学は決して敷居の高い学問ではない。本作がそれを証明してくれるだろう。
(新刊JP編集部)

著者プロフィール


経済学者(エコノミスト)。1963年三重県紀伊長島町生まれ。名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科満期退学。大学や企業研修などで、生活経済学、国際金融論、マクロ経済学、ミクロ経済学などの講義・演習をおこなう。著書に『クルマは家電量販店で買え!』『スタバではグランデを買え!』『金融商品にだまされるな!』(以上、ダイヤモンド社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『金融工学の危機』(日本評論社)、『金融工学マネーゲームの魔術』(講談社+α新書)、『金融機関のカモにならない!おカネの練習問題50』(光文社)、『「投資リスク」の真実』(PHP研究所)など。

関連リンク

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