だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1505回 「変死体(上下巻・2冊同時紹介!)」

法医学者 スカーペッタが責任者に就任した法病理学センターがある街で、身元不明の若者が殺された。だが、外傷のなかった遺体から、翌日、大量に流血していることが判明する……。事件の裏側で蠢く謎。本当の味方は誰なのか?真実は何処に?1200万部を超えるベストセラー、「検屍官」スカーペッタ・シリーズ第18弾!

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検屍局出身の作家が送るミステリー

著者プロフィール パトリシア・コーンウェルさんは、検屍官ケイ・スカーペッタをヒロインとする「検屍官」シリーズで一躍有名になった米国女流推理作家の方です。MWA(アメリカ探偵作家クラブ)・CWA(英国推理作家協会)の最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家となりました。 警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経験したこともあり、その経験が小説の随所に盛り込まれ、高い評価を得ています。そして、この「検屍官」シリーズは、日本だけでもシリーズ累計1200万部というベストセラーにもなっていて、今回はその第18弾となっています。

あらすじ 主人公は、法医学者にして、ケンブリッジ法病理学センター(CFC)の局長である、ケイ・スカーペッタ。彼女が、ドーヴァー空軍基地内監察医務局での、画像病理診断の研修を終えたところから物語は始まります。 彼女の元に、旧知の仲間、CFC捜査主任のピート・マリーノ。そして、天才的な頭脳と洞察力を持ったCFC局員でスカーペッタの姪、ルーシー・ファリネリが訪れ、ある遺体が解剖に回されてきたことを知るのですが……。

今回の新刊ラジオは、物語の冒頭をオーディオドラマでお送りします。

変死体(上下巻・2冊同時紹介!)

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