才能も根性もない「デザイナー志望」 飛躍のきっかけになった出来事とは
自分なりの特技や才能をよりどころに自信を持って生きていけたら、人生はきっと楽しく充実したものになる。ただ、それが見つからないと、人の目を気にしたり、自分の意見を堂々と発信できなかったり、将来に希望が持てなかったりと、窮屈な毎日を送ることになりがちだ。
そんな人はキラキラ輝いている人、自分で決めた道を歩んで活躍している人を見ると眩しくて目を背けてしまいたくなるかもしれないが、彼ら彼女たちもはじめから輝いていたわけではない。少なくとも『根性なしがWEBデザイナーに憧れて』(幻冬舎刊)の著者で日本デザインスクール校長として活躍している久保なつ美さんは、いわゆる「落ちこぼれ」だったという。
本書で明かされる彼女が「WEBデザイン」という天職に出会い、プロのデザイナーとして活躍しながら、後進の育成に携わるようになるまでのストーリーは「人はきっかけ次第で大きく変わる」というひとつのメッセージである。