新しいバカドリル

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『新しいバカドリル』上巻 


 『新しいバカドリル』下巻 

書籍情報

  • 著者名:タナカカツキ 天久聖一
  • 書籍名:新しいバカドリル
  • 出版社: ポプラ社
  • 価格: ¥ 1,260 (税込)

目次

  • おはなしをつくろう
  • 赤ずきんちゃん/はだかの王さま/さるかに合戦/マッチ売りの少女/いっすん法師/みにくいアヒルの子/フランダースの犬/うらしま太郎
  • 新しい漢字
  • なぜだろう? なぜかしら?
  • がまんしたおならはどこへいくの?/ドーナツにあながあいているのはなぜ?/サッカーせんしゅのせなかにばんごうがついているのはなぜ?/1円をわらうものは1円になくってどういうこと?
  • 夏休みの自由研究
  • おしっこで虹をつくろう/鏡をつかっておしりの穴を見よう/ふところで食パンをあたためよう/知らないひとのお墓を参ろう/OLさんのブログを観察しよう /万引きGメンにちょうせんしよう/ともだちの家のにおいしらべ/じどうはんばい機に集まる生きもの/いろんな行列にならんでみよう/都市伝説をひろめよう/ししおどしで酸素をつくろう/雨ごいをしよう/ギョーザの解剖/天井の木目の観察/ぎたいにちょうせんしよう
  • 新々体操
  • お土産/ホース/サドル/抽象物
  • 帰宅部入門
  • 帰宅部のスタイル/帰宅部の練習法/帰宅護身術/さまざまな帰宅/帰宅の研究/全国大会
  • 受験必勝法
  • 集中力を高めよう!/記憶力を鍛えよう!/平常心を養おう!/合格発表を見に行こう!
  • モーフィング進化論
  • カトちゃん人形から人類へ/ボクシンググローブから人類へ/パルック電球から人類へ/子宮の図解から人類へ/手相から人類へ/ライオンから人類へ/ホースから人類へ/コブラツイストから人類へ/花束を持った少女から人類へ/グッドデザインから人類へ/尼僧から人類へ/水墨画から人類へ
  • 夏休みの自由工作
  • あならに歌詞をつけよう/カブトムシのメスをオスにしよう/かさをデザインしよう/ホレ薬をつくろう/がっかり箱をつくろう/ペニスケースをつくろう/サイコロで俳句をつくろう/げんだい音楽にちょうせんしよう/ほうていイラストをかいてみよう/お母さんのらふ画をかこう/効果音をつくろう
  • ダダえもん
  • キャラクター紹介/ダダえもんのふしぎ道具
  • 一体さん
  • キャラクター紹介/屏風のトラ退治/この橋渡るべからず
  • 教科書に載っていない歴史
  • 魚類憐みの令/本能寺の変/大塩平八郎の乱
  • 偉人解剖図
  • アルベルト・アインシュタイン/サルバドール・ダリ/織田信長/聖徳太子/西郷隆盛

ショートムービー

レビュー

本書を「ナンセンスギャグ」とバカにするなかれ!

バカドリルがパワーアップし、学生編、社会人編と上下巻に分かれて再登場だ。 あるべき学生像、社会人像を蹴散らし、それらに皮肉笑いを浮かべる最新作である。

代名詞とも呼べる素朴なイラストに加え、 我々を出口のない笑いと空想の海に落としこむ真顔のユーモアが満載だ。
学生編では、美しく人間的な帰宅法を示す「帰宅部入門」、 圧倒的に自由な「夏休みの自由工作」、ダーウィン進化論への対抗 「モーフィング進化論」など。 社会人編では、創造と破壊の新たな技法「台無しレシピ」、 出勤から帰宅までより快適に過ごすための「フレッシュ・サラリーマン入門」、 多様化する形式美「現代人のための冠婚葬祭マナー」など、強力な内容になっている。 特に「新しい漢字」、「台無しレシピ」は秀逸!

「本書で提示されているのは、現代の人間社会の規範への返答か、 はたまた全く新しい人間の基軸の提示なのか?」と、 つい深読みしてしまいたくなるような四方八方に飛び散るエネルギー溢れる一冊。

笑うもよし、空想するもよし、本書の内容を実行する計画を立てるもよし、 あなたは困惑の壁を越えられるか?
キング・オブ・サブカルチャー、ここに極まれり!

(新刊JP編集部)

天久聖一プロフィール

ブックナビゲーターの矢島雅弘が、『新しいバカドリル』の著者であるタナカカツキさん、天久聖一さんと対談! タナカさんと天久さんのペースに巻き込まれる矢島は一体どうなる!?  まさに「笑撃」のロングインタビューとなっています!

ブックナビゲーター・矢島雅弘(以下、矢島)
『新しいバカドリル』の著者であるタナカカツキさんと天久聖一さんにスタジオにお越し頂きました。 今日はよろしくお願いします。

両者
よろしくお願いします。

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タナカカツキプロフィール

1985年、マンガ家としてデビュー。 バカドリル刊行後は活躍の場を多岐に広げ、 とくに映像分野では叙情的かつユニークな作風で日本屈指のビジュアルクリエイター としての地位を確立する。2005年、ラフォーレミュージアム原宿で 「タナカカツキのタナカタナ夫展」開催。

2008年12月にはvisual dragシリーズ初のブルーレイ版「ALTOVISION」が発売される。 主な著書「エントツにのぼる子」「オッス!トン子ちゃん」「ブッチュ君オール百科」

天久聖一プロフィール

1988年、マンガ家としてデビュー。マンガ家としての活動のほかに、 SPA!誌上で10年以上続く投稿コーナー「バカはサイレンで泣く」を主宰。

「TVBros.」でのコラム連載をはじめ、ほぼ日刊イトイ新聞「天久聖一の味写入門」 などの執筆活動。また近年、電気グルーヴ、ゆらゆら帝国のPVで映像制作も手がける。 主な著書「ドムーン」「バングラデシュ日本」「ブッチュ君オール百科」


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