新刊くん
書籍情報
著者: 中村文也
出版社: 星湖舎
定価: 1,050円
ISBN-10: 4863720483
ISBN-13: 978-4863720480

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著者インタビュー

― 『あほな奴ほど成功する―みんな!幸せと仲良くなろうよ。』についてお話をうかがえればと思います。タイトルにある「あほな奴」というのは、どういった人を指すのでしょうか。


「端的に言うと『素直』な人です。子どもの心を持ってる素直な人」

― 「あほ」であること以外に成功する条件を挙げるとしたらどんなことだとお考えですか?


「私は3つあると思っていて、一つは“成功することを信じている人”。それと、もう一つは“他人を喜ばすことを自分の喜びと思える人”、あとは“周りのものすべてに感謝できる人”ですね」

― 中村さんは、調理経験なしの状態から居酒屋経営を始めて、見事に成功させたご経験をお持ちです、居酒屋を始めようと思った理由を教えていただければと思います。


「居酒屋を始めるまえに水商売の仕事をしていたのですが、そこで接客の楽しさを覚えたんです。ただ、水商売は一生の仕事には出来ないとも思っていました。そんな時に入ったある居酒屋で、“この店は接客が良かったらもっと流行するのに”と感じたことがきっかけでしたね」

― 接客を天職だと感じていると本書に書かれていましたが、嫌なお客さんや困ったお客さんにはどのように対応されていましたか?


「嫌なお客様とは、“他のお客様達に迷惑のかける人”ですから、そんな人には帰ってもらって次から入れませんし、接客もしません。その人に対してだけは“つまらない店”を演じます」

― 接客の醍醐味はどんなところにあるのでしょうか。


「お客様ではありますが、プライベートでも友達になれることです。その結果たくさん友達ができます。また、お客様に喜んでいただくことで、自分まで嬉しくなることも醍醐味だと思いますね」

― 本書からは、中村さんが人生において大事にしていることや、考え方を伺い知ることができますが、これまでに最も影響を受けた人はどんな人ですか?どういった点に影響をうけたのかも教えていただければと思います。


「ジョセフ・マーフィー博士です。自分の考え方、生き方でいいのだと本を読んで感じました。彼が言っているような右脳で生きることであったり、感性の大切さ、宇宙の法則など、すべて自分が感じていたことだったんです。
マーフィ博士の本を読んで、やっぱり目に見えない不思議な法則があるんだと気づきました」

― 本書では「がんばること」より「楽しむこと」の大事さが強調されています。仕事や人生を楽しむための秘訣はどんなところにあるとお考えですか?


「嫌なことはやらないと決めることですね。人にやった方がいいと言われても、わくわくしなかったらやらない、モヤモヤしたら辞めるといういたってシンプルなものです。それができれば毎日が楽しいですよ」

― 「楽しむ」ためには、常に前向きで、ポジティブな姿勢が不可欠です。常にポジティブにいるためにはどうすればいいのでしょうか。


「これも同じで、自分が心からわくわくすることをやることです。努力したり頑張ったりしないこと。嫌々やることに成長はありません。ストレスがたまるだけです。
しかし、人間は人に親切にして“ありがとう”と言ってもらえることが一番わくわくするのです。自分だけの幸せでは満足できないのが人間です」

― 本書を通して中村さんが伝えたかったことはどんなことでしたか?


「どんな人でも幸せになるようにできていて、不幸と思っている人は、自分が不幸だと錯覚しているだけなのです。「ありがとう」を増やして、人に親切に楽しく幸せに顔晴っていきましょう」

― 最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いします。


「毎日使っている言葉を変えると人生が変わります。“うれしいな”“たのしいな““幸せだな”“素晴らしいな”“やさしいな”“大好きだな”“ツイてるな”“ありがとう”…。こんな言葉が増えると幸せを引き寄せます!
“ウザい”“ムカつく”“つまらん”こんな言葉が多いあなたは、いつまでたっても幸せにはならないのです」