だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第590回 「iPS細胞―世紀の発見が医療を変える」

最先端の技術「再生医療」。実用化に向けて研究が続けられている注目の分野ですが、2007年11月にその革新的な一歩を踏み出すヒトiPS細胞の作成に成功したことで、一躍話題となりました。しかしながら専門的であるがゆえに、一般人にはなかなか理解しづらいiPS細胞。その手引書となるのがこの本です。専門用語を少なくした説明と、これまでの幹細胞生物学の流れをおさえた分かりやすい構成が特徴的な一冊です。

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