だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1576回 「デッドマン」

ある時、頭部が切り取られた“首無し死体”が発見された。警視庁特別操作班が事件を追って謎に迫るうちに、“死体から蘇った”と自称する男から一通のメールが届く。普通なら「悪質ないたずらだろう」と済ませるところが、今回の事件は、このふざけたメールの内容にさえ信憑性を持たせるような奇に満ちたものだった…。

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概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今日からおよそ1ヶ月間、毎週1本ずつラジオドラマを配信していきます。

何か“特別な企画”というワケではないのですが、今注目の作品をラジオドラマでご紹介していきますので、お楽しみに!

さて今回は、第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞した作品です。

みなさんは、普段、ミステリーを読みますか?

読書の秋、秋の夜長……と言いますが、面白い作品に出会うと、つい先が気になって徹夜してしまうんですよね!

今日ご紹介する本もとっても面白いので、買う時期には気をつけて下さいね(笑)

***

◆今日の一冊 『デッドマン』 (河合莞爾/著 角川書店/刊)

◆著者について 河合莞爾さんは、出版社に勤務する傍ら、初投稿作で第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞した新進気鋭の作家さんです。テンポの良いスピーディーな展開と、登場人物たちのコミカルなやりとりが人気で、今回ご紹介する作品の見どころのひとつにもなっています。

デッドマン

デッドマン

ある時、頭部が切り取られた“首無し死体”が発見された。警視庁特別操作班が事件を追って謎に迫るうちに、“死体から蘇った”と自称する男から一通のメールが届く。普通なら「悪質ないたずらだろう」と済ませるところが、今回の事件は、このふざけたメールの内容にさえ信憑性を持たせるような奇に満ちたものだった…。