だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1501回 「だじゃれ日本一周」

月刊『モエ』(絵本とキャラクターの雑誌) で例年開催されている、『MOE(モエ)絵本屋さん大賞2010』で3位に輝き、クチコミで一気に広がった話題の絵本。楽しいイラストを見ながら、子どもと一緒に「都道府県名」や「各地の特産物」「観光地」を記憶できると評判の一冊です。

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“だじゃれ”で地理を覚える、話題の絵本

著者プロフィール 長谷川義史さんは、1961年大阪府藤井寺市生まれ。グラフィックデザイナーからイラストレータを経て、現在絵本作家として活躍中。作品に『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) 『うえへまいりまぁす』(PHP研究所) 『どこどこどこ』(ひかりのくに) 『おたすけてんぐ』(教育画劇) 『スモウマン』(講談社) 『がまの油』(ほるぷ出版) など多数。 『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で第34回講談社出版文化賞絵本章受賞。『おへそのあな』(BL出版) で第17回けんぶち絵本の里大賞、『いいからいいから3』(絵本館) 第19回けんぶち絵本の里大賞を受賞。『ぼくがラーメン食べてるとき』(教育画劇) で、第13回日本絵本賞、第57回小学館児童出版文化省を受賞。

この絵本は、絵本とキャラクターの雑誌 月刊『モエ』で例年開催されている、MOE(モエ)絵本屋さん大賞2010で3位に輝き、そこからクチコミでどんどん広がっている絵本です。

47都道府県すべてに“だじゃれ”が考えられていて……例えば【きれいなはなが さいたまけん】【バラのはなには いばらきけん】といった感じ。

ページ全体に、観光地や、特産物のイラストが、(絵の具かな??) …もう隙間なく、ぎっしりと描かれていて、とても楽しいです。各地の名物も覚えられますね。

子をもつ親御さんからは…… 「日本の地理を勉強するにはもってこい」 「(うちの子)4歳だと・・・ダジャレはよくわかってないみたいですが、 単純に、韻を踏んだ文章で都道府県を覚えられる」 「パパが抑揚つけて面白おかしく読むと横でケラケラ笑っていました」

などなど、好評の感想が寄せられています。

今回の新刊ラジオでは、「子どもに絵本を選ぶなら」がキャッチフレーズの【No.1絵本サイト「絵本ナビ」】に寄せられたレビューを紹介しながら、絵本の魅力にせまります。

イラストがとっても愉快で楽しいので、絵に惹かれるお子さんは多いのではないでしょうか。絵をきっかけに、各都道府県に興味を持ってだじゃれと一緒に覚えたり、各地の特産物や観光地が言えるようになったり。 小さなお子さんなら一緒に読んであげると、きっと喜びますよ!

さて、“ご当地”、“土地ネタ” 語らせればちょっとうるさいブックナビゲーター・矢島雅弘(埼玉県川越市出身)は、どのように紹介するのか?(笑) 今日の新刊ラジオ(音声版)を聴いてみてくださいね。

だじゃれ日本一周

現在を生きる6人の賢者 珠玉の名言集(ひとつ前の新刊ラジオを聴く)

<訂正とお詫び> 番組内で「だじゃれにほんいっしゅう」と読み上げておりますが、正しい読み方は「だじゃれにっぽんいっしゅう」でございます。ここに訂正しお詫び申し上げます。又、音源は近日中に修正させて頂きます。

だじゃれ日本一周

だじゃれ日本一周

月刊『モエ』(絵本とキャラクターの雑誌) で例年開催されている、『MOE(モエ)絵本屋さん大賞2010』で3位に輝き、クチコミで一気に広がった話題の絵本。楽しいイラストを見ながら、子どもと一緒に「都道府県名」や「各地の特産物」「観光地」を記憶できると評判の一冊です。