高次元宇宙からのメッセージ
神言密教書 玄天経典 第二巻
著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
価格:1,760円(税込)
著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
価格:1,760円(税込)
「玄天経典」――それは、平安時代はじめに、弘法大師、帝釈天、桓武天皇の3人による話し合いが記述された「未来への道しるべ」たる巻物・玄武経典を、菅原道真公が書として書き記したものである。
その後、戦乱の最中に玄天経典は行方不明となった。
ここに出版されている「玄天経典」は、その現代版である。
現代版「玄天経典」は、日々、光の民から送られてくるメッセージを光明方示が受け取り、その口から発せられる言葉を文字に起こし、わかりやすく言葉を用いて記載しているものである。
第二巻となる本書では、「光明が受けたビジョン」や「人々が未来に向けて成すべき十三の事」をはじめとした、光の民による極めて重要なメッセージを記載している。それはまさに人々の未来の行く末を指し示すものである。
例えば、「光明が受けたビジョン」では複数のビジョンが記述されている。
「未来のイメージに関連した二つのビジョン」では、同じ状況に対して、同じ登場人物がそれぞれ異なる対応する二つのビジョンを見させられた、とある。
一つ目のビジョンは、このようなものだ。浮気癖があり借金持ちの男が借金取りに追い詰められ、ひそかに買っておいた婚約指輪を売ってしまったどころか、恋人の女にお金を貸してくれとせがんだ。しかし、彼女に断られ、さらに浮気相手にも愛想を尽かされ、男の人生は終わった。
二つ目のビジョンでは、借金の取り立ては来ず、男は指輪を買っていたが、恋人は男と結婚する気はなかった。さらに、浮気相手の女も、その男に奥さんがいてもよいと思っていた。普通に毎日を暮らし、三人で笑っている。それが結末であった。
光明方示が示したこの2つのビジョンは次のように解釈できる。
この2つの違いは、1つ目には動揺による強い感情が介在し、2つ目には動揺がない世界であるということだ。後者の方が、神仏に近い世界であり、未来に創造される世界に住む人々にとっては、感情が希薄になることで、不安も恐怖もなくなる安定した未来になるのかもしれないという示唆を与えてくれる。
ここに書かれていることは、「未来への道しるべ」である。
光明方示によってもたらされる光の民によるメッセージは、人類に対してさまざまな示唆を与える。
白龍虎俊氏によれば、弘法大師様は「この書が多くの人に読まれることで、この世が正しい方向に向かう」というメッセージを我々に伝え、「最終的に、この世が正しい方向に向かい、この三次元世界が安定したとき、この玄天経典が完結する」と言うという。
「玄天経典」に記述された光の民によるメッセ―ジは、人類が正しい方向へと向かうための「導き」である。
白龍: テーマ自体は第一巻と同じです。全く別のことを書いているのではなく、続編にあたる形で、第一巻に書かれていた調査活動の記録や光の民からのメッセージの続きを書いています。
ただ、第一巻よりはそのメッセージが具体的でやや難解な印象を受けるかもしれません。
白龍: 平安時代、弘法大師様、光の民である帝釈天、桓武天皇の3人で、未来の世の中が正しい方向に向かうために何を成すべきか、ということが話し合われました。その3人の話し合いを聞いていた槍を持った少年が、話し合われた内容を巻物として書き記したのが「玄天経典」のもとになる「玄武経典」です。
実はその槍を持った少年はかの菅原道真公の祖父である菅原清公でした。書庫に保管されていた巻物は菅原道真公によって発見され、彼の手で時代に合うように書き換えられます。それが「玄天経典」なのです。
「玄天経典」はその後、戦火に巻き込まれます。平将門公からその娘の皐月姫の手に渡り、現在は行方不明になってしまっています。
今回、現代によみがえった「玄天経典」は、弘法大使様や光の民が光明方示という人間にメッセージを送り、そのメッセージを分かりやすく変換して記したものになります。私たちはメッセージを受けて調査をしたり、暗号を解き明かしたりしているのですが、そういったことも書き記しています。
白龍: 「ドラゴンプロジェクト」を簡単に説明します。今の沈んだ世の中において、人々の魂のあり方が間違った方向に歪んでしまっている状態を、正しい方向に補正しなければいけません。そのために、弘法大師様や光の民からのメッセージを受けて、その内容を世に伝えるという使命を私たちは課せられています。
「ドラゴンプロジェクト」とはそうした私たちの活動です。私たちは利益団体でもなければ、宗教団体でもありません。活動内容は多岐にわたり、光の民の奇跡映像やメッセージを配信するYouTubeチャンネル「ドランゴンチャンネル」の運営、この「玄天経典」の出版もそうですし、聖なるダムと21の聖なる山の調査、北の聖地への案内、北の聖地の超古代文明の調査、体験型アトラクション施設などでのコスプレ、音楽やお笑いイベントの実施など多岐にわたります。詳しくは本書の35ページに記載していますのでぜひ読んでみてください。
白龍: これが光の民から受けたメッセージなんです。光の民とは、私たちが考える神仏という存在ですが、実は彼らには実体があり、私たちの生きる三次元とは異なる、五次元、七次元に存在する知的エネルギー体なんです。
そもそも私たちが生きるこの世界は、光の民が創造した世界です。だから、彼らはまさに自分の子どもを育てるというような感覚なのだろうと思います。そして、正しい方向に導こうとメッセージを送ってくる。宇宙人も出てきますが、彼らも三次元の世界で生きているので、光の民の配下にあります。
歴史に関するメッセージは、真実が語られています。例えば、平将門公は反逆者として扱われていますが、実はそうではなく、飢えに苦しんでいた農民たちの姿を見て立ち上がったヒーローなんです。そういったことが世に伝わっていない歴史の真実を、光の民が伝えていきなさいと言っているわけですね。
こうした光の民のメッセージやビジョンは、光明方示という人物の頭の中に入って、彼の口から語られます。それを私たちが録音して書き起こしています。超次元的な内容で難解ですが、それを分かりやすくまとめたものが、この現代版「玄天経典」となります。
白龍: まさに気づきだらけですね。世の中に馴染んで生活をしていると、常識というものが身につきます。そして、常識から外れるとおかしな人間だと言われます。ですが、一般的に常識と言われるものは、実は光の民からすれば歪みであり、正しくないということもあります。
光の民が示す方向こそが、正しい方向であり、そこに向かっていかなければいけないということは「玄天経典」の中でも書いています。それが私の気づきであり、読んだ方にも気づいていただきたいことですね。
白龍: それはありますが、次元が違いますからね。私たちが想像できない内容もあったりします。ただ、それでも伝えるしかないわけで、表現的に分かりやすい言葉を使うなどをして工夫します。
白龍: 普通は宗教家であったり、聖人君子のような人がその役目に選ばれると思いますよね。でも、人というのは魂の自分と肉体の自分の2つの自分に分かれていて、この魂は別の次元から使命を持って肉体に入るんですね。だから、光明方示がその役目を担っているのは生まれ持った運命ですし、私がこのプロジェクトに関わっているのもそうです。
白龍: 正しい道には進んでいないですね。むしろ同じ過ちを繰り返しているように見えます。過去数千年の歴史を振り返っても、戦争は繰り返し起きていますし、人々は自分の欲ばかりを考えています。それを正しくしていかなければいけないからこそのメッセージであり、今その方向に踏み出せなければ、後はもうないという時期に来ています。
それにもう一つ。科学技術が進歩しているものの、人類はそれを扱いきれなくなってきています。そして、このままで先に進むと、人類は進化できなくなってしまう。例えば、AIも今レベルのものであればいいのですが、今後さらに人工知能が進歩すると、AI任せになった人類は何もできなくなってしまう。それは正しい進化ではないですよね。だからある程度のところで引き返す必要があるのだと思います。
白龍: おそらく多くの人は、難しいと思います。でも、正しい道に戻るための奇跡は起きます。それはなぜかというと、奇跡というのはたまたま偶然起きるものではなくて、光の民という存在の一押しがあるから起きるんです。つまり、光の民が、人類が正しい道に進むためにメッセージを送ってきているということは、その時がやってくる。そうならないと私たちの活動は意味がないと思いますし、今、変わるきっかけが出てきています。
白龍: そうですね。この「玄天経典」もその一つです。だから、この正しい未来に向かうための道しるべをぜひ手に取ってほしいですね。
白龍 虎俊(はくりゅう・たけとし)
1957年生まれ。北海道大学卒業後、外資系製薬会社に勤務。
1995年に医薬品広告会社を設立し代表取締役就任。
2006年に医薬品の開発を行う大学発ベンチャー企業を設立し代表取締役就任。
2019年に光の民の1200年間にわたる壮大な計画を実施するための会社を設立し代表取締役就任。
現在、ドラゴンプロジェクトの実施及び全国の聖地の現地調査を実施し、聖地に隠された暗号と高次元宇宙からのメッセージを解き明かしてYouTubeで発信している。また、北の聖地にて、新時代の扉を開くための「導きの書」である玄天経典や小説の執筆、ドラゴンプロジェクトの統括管理などを行っている。
著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
価格:1,760円(税込)