新しい時代の扉を開く「未来への道しるべ」
高次元宇宙からのメッセージ 神言密教書 玄天経典第三巻

高次元宇宙からのメッセージ
神言密教書 玄天経典第三巻

著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
価格:1,870円(税込)

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本書の解説

「玄天経典」、そこに記されているのは「未来の道しるべ」である。

その成り立ちを説明しよう。
時代は平安時代に遡る。当時、多くの人々の魂が邪に支配されていた。そんなターニングポイントにおいて、弘法大師、光の民である帝釈天、そして桓武天皇の3人が、未来の世が正しい方向へと向かうために話し合いを行い、それを菅原清公が「玄武経典」として巻物に書き残した。

その後、清公の孫である菅原道真が「玄武経典」を見つけ、再度、書として書き記した。それが「玄天経典」である。しかし、その後の戦乱の最中で行方不明となった。

そして、1200年の時を超え、「玄天経典」は現代によみがえった。

弘法大師よりペンネームを授かった白龍虎俊は、光明方示を介して伝えられる「光の民」と呼ばれる高次元の知的エネルギー体のメッセージを書き記し、書籍として刊行している。

光の民からのメッセージは難解であり、謎も多いという。
そうした謎を解き明かし、弘法大師が打ち立てた1200年にわたる壮大な光の民の計画を遂行し、新たな未来を切り開くために立ち上がったのが「ドラゴンプロジェクト」だ。

この「玄天経典」は本巻で第三巻目となる。
光の民からの伝えられるメッセージが記されており、神仏について、守りの式神である猫をめぐるエピソード、歴史の真実、弘法大師の偉業など、この世界を正しい方向へと導くための数々の言葉たちが連なっている。

そこには予言と受け取れる言葉がある。一つ、ご紹介しよう。
「二.御魂、この世界と神仏の次元」の「第十二条件」では、将来日本が世界を変えるエネルギーの重要な発明をする、とある。その発明を日本は無償で世界に教え広めていき、世界の目が日本に向く。そして、日本が世界でリーダーシップを取って世界が急に同じ方向に進んでいくという。

また、「四.神仏の世界」の「第四十三条件」では、弘法大師から日本の世の未来についての通信が記されており、「日本は神に寄り添った国であって、将来、日本が世界の中心になっていく。今の世界のエネルギー事情には問題がある。近い未来に、日本で革新的なエネルギーシステムを開発する小さな会社ができる」という具体的なメッセージがつづられている。

この二つの条件に書かれている内容は重なる。
そして、まるで日本人を励まし、勇気づけているような印象を受けるだろう。

「玄天経典」には私たちが正しい未来へと向かうための示唆が記されている。
白龍氏は第二巻の刊行時に「(私たちは)正しい道には進んでいない。むしろ同じ過ちを繰り返しているように見える」と述べた。だからこそ、この「玄天経典」で伝えられるメッセージは私たちに多くの気づきを与えてくれるはずだ。

インタビュー

■「ドラゴンプロジェクト」の成り立ちとは

『高次元宇宙からのメッセージ 神言密教書 玄天経典』の第三巻についてお話をうかがっていきます。第二巻の刊行から1年が経ちましたが、その間はどんな活動をされていたのでしょうか?

白龍: 活動は多岐にわたっています。この第三巻の序章にも書かせていただきましたが、ドラゴンプロジェクトの進行ですね。YouTubeでの情報発信ですとか、この『玄天経典』の執筆を通して光の民のメッセージをお伝えしたり、コスプレ・レンタル・スタジオでのイベント開催、あとは全国の聖なる場所の調査なども行っています。

こうした活動は光の民からのメッセージを受けて行っています。だから、ある時は3000メートル級の山に登って、その山頂で簡単な神事を行ったりすることもあります。1個1個は単純でも全国各地のたくさんの場所を調査しないといけません。1回につき20の聖地をまわったりすることもあるんです。

そうした調査の結果が『玄天経典 第三巻』に書かれている。

白龍: そうですね。だから、ここに書かれていることは他の本には一切書かれていないことばかりです。光の民は唯一無二の存在であり、そこから送られてくるメッセージをもとに体験したドキュメントがこの『玄天経典』にまとめられています。その点はとても重要です。

第二巻を刊行された際にインタビューで、人類は正しい方向に進んでいるのかというお話をうかがったときに「正しい道には進んでいない」とおっしゃっていましたが、この1年を通して変化はありましたか?

白龍: 完全に順調ではありませんが、ドラゴンプロジェクトを通していろいろな活動を行う中で、良い方向に向かう兆しは見えてきています。

光の民のメッセージは光明方示という人物を介して伝えられます。ドラゴンプロジェクトという活動がスタートしてから3年が経ちますが、そのメッセージの本質的な部分での変化は見受けられますか?

白龍: 本質的な部分では変化はありません。むしろ変わってしまったらおかしいでしょう。私たちの動き自体も変わらずレールに乗っているような感じで、一本の筋があってそれに沿って進んでいるという印象を持っています。

では、そうした活動を行う中でプロジェクトに関わる人々、チームには変化はありますか?

白龍: チームメンバーの出入りはもちろんありますが、始めた頃から比べるとだいぶ体制が整ってきたと感じます。良いメンバーが定着しつつあり、人数も30人規模になってきました。それぞれが役割を持ち、しっかり動いていますね。

光の民からのメッセージはどのくらいの頻度で送られてくるのですか?

白龍: メッセージは毎日のように入ってきます。序章でも書いていますが、昼夜問わず光明方示の頭にイメージや言葉が流れ込んできます。ただ、メッセージはとてもタイムリーなのですが、範囲も幅広く、『玄天経典』の内容が多岐にわたっているのもそのためです。

ドラゴンプロジェクトのスタートについてお話を聞きたいのですが、白龍さんが加わったきっかけは何だったのですか?

白龍: もともと、今から約8年前、光明方示が50歳のときに宇宙とつながる能力の封印を解かれ、宇宙とつながる能力を持ちました。私が彼と会ったのは3年以上前になるのですが、その間、光明方示の頭の中には光の民や龍神様、弘法大師様からさまざまなメッセージが届いて、一人で全国を回っていたそうです。

私はというと、光明方示が「Dave Fromm Channel」という有名なYouTubeチャンネルに出演していたのを見て、「この人に会わないといけない」と感じました。それで2019年10月14日に新宿で行われたイベントの会場に足を運んで彼と会ったのです。実はこの日は、2019年夏ごろに弘法大師が光明方示に「其方を助けてくれる人が、2019年10月14日に必ず会うことになる」と伝えたまさにその日でした。

この経緯は『玄天経典 第三巻』でも書いています。そして、二次会の居酒屋で話をして、私がドラゴンプロジェクトを立ち上げて、サポートしてやっていくということになったのです。

では、白龍さんの立ち位置としてはプロジェクトリーダー的な存在なのでしょうか。

白龍: 4人の「資格者」がそれぞれのプロジェクトの中心となって活動しています。青龍、白虎、朱雀、玄武の四神で、私は白虎に選ばれ、資金集めやプロジェクト全体の統括管理をしています。青龍はメッセージを受け取って伝えるという役目を担い、玄武は音楽や芸術を通してメッセージを広めていくような役割です。朱雀はいわば芸能人のようなポジションで、いわゆるキャラクター的ポジションなのですが、時期尚早なのか、まだ我々の組織には現れていません。

■『玄天経典 第三巻』で語られる式神と魂の話

『玄天経典 第三巻』の内容についてうかがいます。神仏の世界や歴史、弘法大師の偉業など多岐にわたっていますが、その中でも式神の猫について書かれた章がありました。猫という動物は特殊なものが備わっていたりするのでしょうか。

白龍: あります。もともと式神は、物事を成し遂げようとする人に必ずついていました。つまり、人に宿るものだったんですね。しかし、弘法大師を守るためにたくさんの式神が宿った人々が亡くなり、その人の思念は亡くなった後も強く残ってしまったんです。そこで大師は式神を人から動物に変えました。

特に猫や犬は飼い主に忠実で、裏表がない純粋な御魂をもっています。その意味で猫と式神の関係は深いと言えます。ただ、現在では、飼い犬や飼い猫は家族同様の存在ですから、思念が強く残ってしまいます。

そこで、最近では車に式神が宿っていることが多いですね。私たちのチームも30台ほどの車をもっていますが、それぞれの車に式神がついて、我々を事故やアクシデントなどから守る役割やプロジェクトを上手く推進する役割を持っていたりします。

式神が宿った自動車に乗って調査に向かうわけですね。

白龍: 私たちは「式神カー」と呼んでいます。それで調査先に向かうのですが、その聖地にいる神様が私たちの式神カーに乗って北の聖地についてくることがありますね。その場所にいらっしゃる神様なので、自分の意思では出たくても出られないということらしいのですが、光明方示の身体や「式神カー」に乗り込んで移動することがあります。

『玄天経典 第三巻』を執筆していく中で、光の民からのメッセージの中で最も印象的なものはなんでしょうか?

白龍: この宇宙は神様が創造していますが、その世界が悪くなってしまうと、一度リセットするんですね。ただ、いきなり破壊するのではなく、どういう世の中にすべきかという理想をつくり、悪いものを消していくんです。そして、世界を良くするために再生していく。つまり創造、破壊、再生の順で星(惑星)が作られていきます。

そして神様はそこで育った良い魂だけを次の宇宙を創造する際に連れていきます。これはどういうことかというと、魂の選別ですね。私たち人間は魂を持っていますが、良い魂や邪な魂があります。その中から良い魂だけを収穫し、次に創造する宇宙に連れていきます。

だから今、私たちがこの世界でやらなければいけないことは、良い魂をできるだけ多くするということです。今のまま何もせずにいれば、収穫される魂はひょっとしたら数百人くらいしかいない可能性もあります。

それは神様が完全に肉体を消滅させるという意味ではありません。宇宙的には、魂は永遠不滅であるということです。これは『玄天経典 第三巻』でも詳しく書かれています。

「二.御魂、この世界と神仏の次元」という章に記述がありますね。

白龍: そうですね。魂は良くもなく、悪くもない「グレーゾーン」が圧倒的に多いとされています。そして、グレーゾーンの魂は「スフレイ」という赤い砂漠の修行の場があって、そこを歩いて関門に辿り着き、さらにまた修行を重ねれば上の世界に進めるといった構造になっています。その修行のステップはかなり複雑ですが具体的に書いています。

踏み込んだ内容になっているわけですね。

白龍: このような本は他にはありません。だから世界で唯一の情報が『玄天経典 第三巻』に詰まっています。その点は強調をしてお伝えしたいですね。

今後もこの『玄天経典』は継続して出されていくのでしょうか。

白龍: そうですね。今後も続いていきます。もう第四巻、第五巻までのデータはあります。内容はより具体的に、そして難解になっていくと思いますね。

(了)

書籍情報

目次

  1. はじめに
  2. 弘法大師からのメッセージ
  3. ドラゴンプロジェクトという組織
  4. 御魂、この世界と神仏の次元
  5. 馬鹿羅
  6. 神仏の世界
  7. 守りの式神である猫『八雲』と結界
  8. 真実の歴史
  9. 大師の偉業
  10. 北の聖地での次元上昇
  11. 北の聖地の結界と龍道
  12. おわりに

プロフィール

白龍 虎俊(はくりゅう・たけとし)

1957年生まれ。北海道大学卒業後、外資系製薬会社に勤務。
1995年に医薬品広告会社を設立し代表取締役就任。
2006年に医薬品の開発を行う大学発ベンチャー企業を設立し代表取締役就任。
2019年に光の民の1200年間にわたる壮大な計画を実施するための会社を設立し代表取締役就任。
現在、ドラゴンプロジェクトの実施及び全国の聖地の現地調査を実施し、聖地に隠された暗号と高次元宇宙からのメッセージを解き明かしてYouTubeで発信している。また、北の聖地にて、新時代の扉を開くための「導きの書」である玄天経典や小説の執筆などを行っている。
菜食料理など身体に良い料理を紹介する“白龍cooking”をYouTubeで配信。

『高次元宇宙からのメッセージ 神言密教書 玄天経典第一巻』(2021年11月刊行)
『高次元宇宙からのメッセージ 神言密教書 玄天経典第二巻』(2022年5月刊行)
『凡人林さん』(2022年5月刊行)
『短編集 熟言 一巻』(2022年9月刊行)

高次元宇宙からのメッセージ 神言密教書 玄天経典第三巻

高次元宇宙からのメッセージ
神言密教書 玄天経典第三巻

著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
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