専門家が指摘 20代が知るべき転職市場の厳しい真実
終身雇用制度はもう風前の灯火。これからはさらに人材の流動性は高まり、新卒で入社した会社で定年まで勤め上げる人はどんどん減っていくのは間違いない。
そこで大事になるのが、若いうちから自分のキャリアを長期的・戦略的に考えておくこと。今いる会社で与えられた仕事をこなしていれば人材としての価値が上がるわけでもないし、やみくもに転職を繰り返せば年収が上がっていくわけでもない。
「転職市場は出来レース」
そう語るのは『キャリアロジック 誰でも年収1000万円を超えるための28のルール』(実業之日本社刊)の著者で、転職ノウハウメディア「すべらない転職」を運営し、転職エージェントとして長い経験を持つアクシス株式会社・代表の末永雄大氏だ。これから転職しようとしている人にとっては不穏な言葉だが、これはどういう意味なのだろうか。