だれかに話したくなる本の話

阪神タイガースでおなじみの「六甲おろし」誰が作曲した?

阪神タイガースでおなじみの「六甲おろし」誰が作曲した?(*画像はイメージです)

窪田正孝さん、二階堂ふみさん出演の2020年度前期NHKテレビ小説『エール』のモデルとなっているのが、昭和を代表する作曲家の古関裕而氏である。

小関氏の戦後の活躍で特筆すべきはスポーツ音楽。とくに野球ファンにとって、現在も聴き馴染みのある曲が多いのだ。阪神タイガースの応援歌「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」、読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌」、甲子園の高校野球で必ず流れる『栄冠は君に輝く』、早稲田実業高校が甲子園に出場したときに流れる応援歌「紺碧の空」。これらも小関氏の作曲による楽曲だ、というと「すごい人」というのがわかるはず。

【まんが】古関裕而ものがたり;名曲でふりかえる「昭和」とオリンピック

【まんが】古関裕而ものがたり;名曲でふりかえる「昭和」とオリンピック

指揮者の腕が大きく振られ、自衛隊音楽隊による演奏が始まり、
古関作曲「オリンピックマーチ」が超満員のスタンドに高らかに
鳴り響く。

本書は「昭和」を代表する作曲家・古関裕而の人生を、
読みやすくまんがで描いたものである。