いびきをかく人はAGAやEDになりやすい!?睡眠専門医が解説!
近年、睡眠時無呼吸症候群という病気の名前を耳にする機会が増えてきました。
睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り「眠っているときに一時的に呼吸が止まってしまう病気」で、軽症患者や自覚症状のない予備軍も含めると、なんと日本人の5人に1人がこの病気を患っていると言われています。
病気の大きな特徴となるのが「いびき」です。日常的にいびきをかく習慣のある人は、この病気の予備軍か、既に患者になってしまっている可能性もあります。症状が重くなると、高血圧症や動脈硬化の進行にともなう狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患、糖尿病などの代謝系疾患を招き、最悪の場合、突然死のリスクも高めてしまうという非常にこわい病気です。
最近、この病気が体の意外なところにも悪影響を与えるということが分かってきました。 1万人以上の患者さんに睡眠治療を行ってきた、睡眠専門医の白濱龍太郎先生は「睡眠時無呼吸症候群になると、AGA(男性型脱毛症)が進行する可能性があります。また、睡眠時無呼吸症候群の患者がED(勃起不全)なる確率が高いことは、医学的な研究報告がなされています」といいます。男性にとって深刻な悩みであるAGAやEDといびきとの関係について、白濱先生に詳しくお話を伺いました。