一斉休校で売上倍増 東大王・伊沢拓司さんイチ押しの「マンガ日本の古典」がヒット中
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国的な休校が続くなか、学習の遅れへの懸念からか、書店では学習ドリルや参考書など、子供向け教材の売り上げが伸びている。
なかでも歴史ジャンルが好調だ。たとえば『東大教授がおしえる やばい日本史』(ダイヤモンド社刊)は、政府が各都道府県教育委員会等に臨時休校を通知した2月27日に、売り上げが前日の倍に、翌日はさらにその倍になったという。歴史ジャンル以外でも、大手書店の売り上げランキングでは、3月に入って以降、上位には『 Z会小学生わくわくワーク』や『学研の総復習ドリル』といった学習ドリルのタイトルが目立つ。
「休校特需」ともいえるこの状況で、やはり売上を伸ばしているのが、「マンガ日本の古典」(中央公論新社刊)シリーズだ。