小説 時代に翻弄されながらも強く生きた人たちを描く直木賞受賞作『熱源』 2020年2月17日 21時配信 ツイート シェア 今年1月に発表された第162回直木賞を受賞したのは、川越宗一氏の『熱源』(文藝春秋刊)だった。 川越氏は、2018年にデビュー作『天地に燦たり』で第25回松本清張賞を受賞。そして、第2作目の『熱源』で直木賞に選ばれた。 さらに『熱源』は2020年本屋大賞にもノミネート。今、最も話題を呼んでいる小説の一つだ。