だれかに話したくなる本の話

年商100億企業を7社 成功経営者が語る「不利益を生む習慣」

年商100億企業を7社 成功経営者が語る「不利益を生む習慣」

事業を成功させている実業家や一流スポーツ選手、芸術家…。 どんな分野でもトップを走る人の言葉には説得力がある。それは彼らの言葉が「一流同士にだけ通じ合う」というものではなく、私たち皆に通じる普遍性を備えているからだろう。

『たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣』(扶桑社刊)の著者でシーラホールディングス会長の杉本宏之氏はまぎれもない「成功者」だが、ここまでの人生は波乱万丈である。不動産業界で起業をするとわずか48カ月で上場。しかし、それから4年後の2009年にリーマンショックのあおりで資金繰りが悪化し、会社は民事再生を受け、杉本氏も自己破産した。

アップダウンの激しいジェットコースターのような実業家人生だが、こうした挫折や失敗の経験は杉本氏の言葉に大きな影響を与えている。

たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣

たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣

不動産業界史上最年少で上場を果たした起業家が経営破綻を経て、あえぎながらたどり着いた「二度 と失敗しないための信条」。謙虚で愚直なことこそ最も大切なことであることを教えてくれる1冊!