だれかに話したくなる本の話

今さら聞けない、ファッションの「抜け感」って結局何?

ファッション好きが使いこなす「抜け感」というワード。
これは、かっちりして重たくならないような、力を抜いたように見える肌見せやメイク、着こなしの事などを言います。

なんとなくイメージはつくものの、では具体的にどうしたら良いのかといわれると、なかなか難しいですよね。

『大人の“可愛げ”は「抜け感」でつくる』(KADOKAWA刊)はそんな「抜け感」の出し方を教えてくれる一冊です。
著者の田中亜希子さんは、Instagramのフォロワーが20万人を超えるインフルエンサー。39歳で2児の母とは思えない美しさと素敵な着こなしが注目を集めています。

そんな著者が目指しているのは「可愛い人」ではなく「可愛げがある人」。
おもわずハートが引き寄せられるような「可愛げ」は、努力で身にまとうことができるといいます。

田中さんが実践しているのは、ヘアスタイルやメイク、着こなしにほんの少しだけ「ゆるみ」や「丸み」、「アンバランスさ」を取り入れること。
例えば、「おくれ毛」でヘアスタイルにニュアンスを加える。「首筋にかかる毛先」をアシンメトリーにする。結んだ髪の毛先に少しだけ「ゆるみ」を加える。アイウェアやスカーフを取り入れる。
着こなしで、背中や腕を品よく肌見せする。後ろ姿でおしゃれする。シンプルなファッションのときはリップで遊ぶ。肌なじみのよいアクセサリーパーツをカスタマイズしたり、左右別々のピアスをして「遊び心」を加える、などです。

細かいことですが、こうした微妙な差が自分らしいおしゃれにつながるのだとか。
あなたのファッションをグッと良くする「抜け感」。取り入れてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

大人の“可愛げ”は「抜け感」でつくる

大人の“可愛げ”は「抜け感」でつくる

大人の“可愛げ”をつくる83の方法。

この記事のライター

新刊JP編集部

新刊JP編集部

新刊JP編集部
Twitter : @sinkanjp
Facebook : sinkanjp

このライターの他の記事