だれかに話したくなる本の話

なぜ世界は悪いことばかりが起きているように見えるのか?

『FACTFULNESS』(日経BP社刊)

私たちは自分が考える以上に思い込みの中で生きているようだ。常識も、普通も、当たり前も、疑うことをしなければ、最新のデータにアップデートされることはない。しかし、人間はそれをあまり疑わずに、過去の情報や思い込みを「正しい」と感じてしまう。

話題の本、『FACTFULNESS』(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著、上杉周作、関美和訳、日経BP社刊)のサブタイトルは「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」である。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」。