だれかに話したくなる本の話

どの職場にもいる「自分のために他人を犠牲にしても気にしない人」の正体

どの職場にもいる「自分のために他人を犠牲にしても気にしない人」の正体

あなたが働いているオフィスや、通っている学校、あるいは家族や親戚に、こんな人はいないだろうか?

・自分の利益のためなら人を陥れることも厭わない人
・言葉巧みに相手を支配する人
・嘘をついてでも自分の立場を強く見せたがる人

こういう人への対応は難しい。うわべはとても穏やかで、悪意があるようにはとても見えない。しかし、気がつけば弱点につけ込まれて不利益を被ったり、言うことを聞かざるを得ない立場に追い込まれてしまったりする。それを第三者に相談しても、一見して「いい人」であるため取り合ってもらえない。

「潜在的攻撃性パーソナリティー(=マニピュレーター)」と呼ばれるのはこういった人である。

他人を支配したがる人たち

他人を支配したがる人たち

表面はいい人、陰で執拗に攻撃する「マニピュレーター」から身を守る方法を、豊富な臨床例をもつ心理学者が具体的に紹介。複雑な人間関係に悩む現代人必読の書。

単行本『あなたの心を操る隣人たち―― 忍びよる「マニピュレーター」の見分け方、対処法』改題。