だれかに話したくなる本の話

老人の資産を狙うのは「振り込め詐欺」だけではない 司法書士が明かす悪質な手口の数々

『親が認知症になる前に読む お金の本』(速水陶冶著、三栄書房刊)

お金を貯めこんでいるというイメージが手伝ってか、お年寄りの財産目当ての犯罪は、警戒を呼び掛けるアナウンスがしきりになされているにもかかわらず後を絶たない。

代表的なものが、年間被害額が400億円近くまで及ぶ「振り込め詐欺」などの特殊詐欺だろう。しかし、ここにだけ気をつけていると、別の悪質行為の餌食になってしまうかもしれない。お年寄りの財産を狙う輩は、何もわかりやすい犯罪者とは限らない。

親が認知症になる前に読む お金の本

親が認知症になる前に読む お金の本

あなたの親や家族が築き上げてきた財産が狙われている!
意外なことに金融機関や身近にいる知人・親族による悪質行為が平然と行われている現実が。
こういうワルイ奴らから大切な人を守るための対策方法を収録。