だれかに話したくなる本の話

なぜ動きが鈍いナマケモノは絶滅しない? スゴすぎる動物のひみつ

『子どもには聞かせられない動物のひみつ』(青土社刊)

「なぜ、あんなにどんくさいのに、ナマケモノは絶滅しないのか」

そんなひどい言われようのナマケモノだが、サーベルタイガーやマンモスが姿を消すなかで、6400万年を生き延びている。今日存在する6種類のうち、絶滅を危惧されているのは2種だけ。
自然界の厳しい競争に負けず、ナマケモノはたくましく生きているのだ。

人間の限定された生き方というレンズを通して動物を眺めてしまっているが、動物の生態は千差万別である。

子どもには聞かせられない動物のひみつ

子どもには聞かせられない動物のひみつ

前代未聞の驚きの動物エッセイ!