インスタで大人気!トラネコボンボンのファンタジックな世界が一冊に
外国の街並みや風景、日本では見慣れない料理、動物、外国語で書かれた新聞や本の切れ端。こんなものを見ると旅情にかられる人は少なくないはず。
フランスのエッフェル塔やオランダの風車、ロシアのマトリョーシカ。さらにはヨルダンのペトラ、ソロモン諸島の水上マーケット、コスタリカのモンテベルデ自然保護区など、世界にはとても死ぬまでに見きれないほどたくさんの名所、名物があります。
旅するレストラン「トラネコボンボン」を主宰する料理人であり、作画家でもある中西なちおさんの『トラネコボンボンの365日 世界一周 猫の旅: 明日はニャンの国? 猫といく冒険』(誠文堂新光社刊)は、猫好きから好評を博した『猫ごよみ365日: 今日はニャンの日? 猫といっしょに季節のある暮らし』の第二弾。1月1日から12月31日まで、中西さんが描く空想上の猫が世界の国々を冒険します。
■インスタグラムで大人気!トラネコボンボンのファンタジックな世界
中西さんの作品は水彩によるファンタジックな作画に加え、異国情緒溢れるエスニックな紙片のコラージュが目を引く独特なもの。その作風はフォロワー数が1万3000人を超える人気となっている中西さんのインスタグラム(toranekobonbon)で見ることができます。
有名なシンガポールのマーライオンも、中西さんにかかればこの通り。
ベルギーはムール貝が名物だなんて知りませんでした。
ミトンといえばラトビア、ってわかると行きたくなりますね。
どのページを開いても旅する猫がその土地の名物や名産品、特徴的な文化を教えてくれます。絵を楽しむだけでなく「へえ、そうなんだ!」という驚きと発見も与えてくれます。
じっくり読むものではないけれど、でも毎日少しずつ眺めたいトラネコボンボンの世界一周。インテリアや、クリスマスの贈り物としても活躍してくれそうです。
(新刊JP編集部)