だれかに話したくなる本の話

「劣等感は最高のガソリン」 10万部超えの山里亮太のエッセイは最後まで読むべし

『天才はあきらめた』(朝日新聞出版刊)

「○○に出してやるよというのをエサにナンパさせたり、飯をおごらせたりしてきたスタジャン(←こいつ本当のカス)のスタッフ、売れて、この世界から消してやる」(『天才はあきらめた』p.202より)

などなど、数々の復讐というガソリンをノートにつづり、「劣等感は最高のガソリン!」と語るのは、漫才コンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんだ。

天才はあきらめた

天才はあきらめた

「自分は天才にはなれない」と悟った日から始まった、地獄のような努力。