だれかに話したくなる本の話

仕事で突き抜ける人が大切にする「第4の目」とは?

『無言力 会話のない究極の力』(ダイヤモンド社刊)

ごく一握りだが、ビジネスの現場では「極めて優秀な人」がいる。 営業をやらせれば成績はトップ。ただのトップではなく、ダントツで一位。そして成績がいいだけでなく、部署全体や会社全体を見渡す視座もある。

こういう人材は、普通の人とはそもそも見えている景色が違う。それをもたらすのは仕事への考え方であり、視点である。

『無言力 会話のない究極の力』(ダイヤモンド社刊)は、社長として上場企業であるジェイホールディングスを率いる上野真司氏が自身の仕事哲学を明かす一冊。かつては不動産営業マンとして圧倒的な成績を残し、経営者としても辣腕を振るう上野氏が仕事をするうえで大切にしているのはどんなことなのだろうか。

無言力 会話のない究極の力

無言力 会話のない究極の力

「話す」という手段をとらず、ほとんどメールだけで、トップの営業成績を挙げてきた著者の常識を覆す手法と思考法。話すことが苦手、コミュニケーションが苦手、就職をしても行き詰まっている、仕事をする理由がわからない――。そんな「苦手」を抱える20代、30代の若いビジネスマンに勇気を与える一冊がここに登場。