だれかに話したくなる本の話

「埼玉のフィンランド」こと「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は最高の癒しスポットである

こんにちは。山田です。

共感してもらえるかはわかりませんが、平日の日中の下り電車に乗るのが好きでして、たまに休みをとっては特に用もなく目的地もなく下り電車に乗っていると、疲れが取れる気がします。

しかし、それはおそらく電車に乗ったからではなく、休みを取ったからです。

つい先日も西武池袋線の下りにのって飯能方面に行ったのですが、たまたま見つけて行ってみた「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」が期待以上の癒しスポットですばらしかった。

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トーベ・ヤンソンといえば、ご存知「ムーミン」シリーズで知られるフィンランドの画家です。

この公園は「ムーミン」の童話世界をコンセプトに作られた公園で、飯能市とヤンソン氏の手紙による長いセッションの末に実現したのだとか。

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「ムーミン谷」を再現したわけではないそうですが、「っぽさ」はあります。

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これとかは「スナフキン」の帽子がモチーフなのかなと思ったり。

「埼玉のフィンランド」という異名もあるこの公園ですが、この日は頭が回らなくなるほど暑くて(後から知ったところによると32℃もあった)、「さすがに埼玉ともなるとフィンランドも暑いのだな」と、ちょっと意味のよくわからないことを考えたりもしました。

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しかし、木陰は涼しい。

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ヘビ注意。しかし君は自分から掴みにいっているじゃないか。

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行ってみるとわかりますが、この公園はやたらディテールに凝っていて、ベンチからドアの手すりまで同じものが全然ない。

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こんなのも。

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木彫りの手すりがかわいらしい。

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本当に童話の世界みたいでしょう?

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ここは北欧風カフェです。2018年6月1日(金)オープン予定。

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キノコ型の建物の中も北欧風です。

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自由に中に入れます。

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「ムーミン」シリーズの一節が至る所にあるのがうれしい。僕もっと人を好きになるよ。

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園内にはちょっとした図書室があるのも、子ども連れ来園者にはうれしいところ。

場所が場所だけに「ムーミン」シリーズが目立ってほしかったが、どうしても赤文字が映える「マンガ日本の歴史」全集の方が目立ってしまうのはあらゆる図書室のさだめである。あの異様な存在感はなんなのか。

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公園散策には今が一番よい季節。ということで梅雨入りの前に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

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山田洋介

1983年生まれのライター・編集者。使用言語は英・西・亜。インタビューを多く手掛ける。得意ジャンルは海外文学、中東情勢、郵政史、諜報史、野球、料理、洗濯、トイレ掃除、ゴミ出し。

Twitter:https://twitter.com/YMDYSK_bot

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