だれかに話したくなる本の話

世界から「日本のようになるな」と言われるほど絶望的な若者世代の雇用の実態

『僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く』(阪急コミュニケーションズ刊)

経済は緩やかに回復し、雇用も伸びている――。そんなニュースを見ても、実感を得られていない人は多いかもしれない。

とりわけ、若い世代の雇用や社会的立場は、非常に低いと言わざるを得ない。それは日本のみならず世界的な傾向だ。
そんな若者世代のリアルな窮状を論じている一冊が『僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く』(リヴァ・フロイモビッチ著、山田美明訳、阪急コミュニケーションズ刊)だ。

僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く

僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く

28歳記者が書いた衝撃のレポート