だれかに話したくなる本の話

諸外国は再公営化への流れ 日本でも議論が進む“水道事業民営化”の問題点

『水がなくなる日』著者の橋本淳司氏(提供:橋本淳司氏)

普段当たり前のように飲んでいる水が、急に飲めなくなったらどうするだろうか。
コンビニに行って水を買ってくるという手もあるだろう。しかし、水不足が進めばその額は値上がりするはず。水が高額になるということも考えられる未来だ。

『水がなくなる日』(産業編集センター刊)は水ジャーナリストの橋本淳司氏が、水をとりまく環境について、やまぐちかおり氏のユニークなイラストとともに分かりやすく解説する一冊。

橋本氏へのインタビュー後編では、日本でも議論されている水道民営化について解説していただいた。

(聞き手・文:金井元貴)

水がなくなる日

水がなくなる日

手遅れになる前に、知っておきたい水のこと。