だれかに話したくなる本の話

和遥キナさんの書き下ろしイラスト起用で“フツーの英会話フレーズ集”が話題に

フツーの英会話フレーズ集が、英語とはまったく違ったポイントから話題を呼んでいる。
それがアスコムから2018年3月に出版された書籍『mini版「ごちそうさま」を英語で言えますか?』だ。

この本が話題になっているのはイラスト。
表紙にも載っている黒髪の美少女のイラストを描いているのが、アニメ化も決定した『毎日JK企画】などの制服美少女のイラストで人気を博しているイラストレーター・和遥キナさん。
出版元のアスコムによれば「出版当初から『可愛すぎる』『やばい、一目惚れした』など、通常の英会話フレーズ集とは違った感想が寄せられています」という。

同書は、「ごちそうさま」「いただきます」「いってきます」「ただいま」「ほんの気持ち」「おかまいなく」「お先にどうぞ」など、よく使うのに英語にうまく訳せないフレーズが672、紹介されている。

和遥さんが本書のために特別に描きおろしたオリジナルイメージキャラクターは、某所の私立中学に勤務する帰国子女の英語の先生という設定。つややかな美しいロングヘアにうるんだ瞳の、まだ少女感がほんのり残る美女を描きあげた。
本のカバーには、まるで話しかけてきそうな印象的なフルカラーのイラストがあるほか、本文中には、ささやきポーズ、見返り美人風ポーズ、眼鏡をかけたオフィスレディ風ポーズもあり、様々な表情にドキッとさせられる。

実はこの取り組みは「アスコムガールカバーシリーズ」として、これまで3冊出版されている。

和遥さんのイラストを起用した理由について、アスコムの担当編集者は「最初は日本人の英語に対する苦手意識を払拭する本を作りたい、というのがスタートでした。その中で、『思わずジャケ買い』『キャラから入る』というような本との出会いがあっていいと思っていたところに、私が和遥先生のイラストに一目惚れしまして…。美しくて、可愛らしくて、魅力的で、まさに探し求めていた美少女のイラストでした。それで、無理を承知で和遥先生にお願いをしたんですね」とコメントする。

また、「最近、このシリーズのPVを制作し、動画サイトなどで公開しました。こちらも評判で、『一緒に英語勉強したくなった』といった声から、『ぜひアニメ化してほしい!』のようなご要望も届いています」と、思わぬところでの“和遥効果”に驚きの声をあげる担当編集者。

「飲み会のネタに使える英会話フレーズもある」という感想も届いているといい、デイビッド・セイン氏による英会話フレーズの教え方もユニーク。英語が苦手な人もぜひチェックしてみてほしい。

(新刊JP編集部)

・【アスコム公式】みんなで楽しく英語を学ぼう!ガールカバーシリーズ(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=yOkD1OkbFIc

mini版「ごちそうさま」を英語で言えますか?

mini版「ごちそうさま」を英語で言えますか?

よく使うのに、英語にうまく訳せない。そんな672フレーズを掲載!

この記事のライター

新刊JP編集部

新刊JP編集部

新刊JP編集部
Twitter : @sinkanjp
Facebook : sinkanjp

このライターの他の記事