だれかに話したくなる本の話

「テラ」から「ペタ」へ データ爆増時代に企業訴訟で起きている変化

『リーガルテック』(佐々木隆仁著、アスコム刊)

現代社会は、言わずと知れたデジタル情報社会。ビジネスシーンでも、その影響は如実に表れています。

コミュニケーションツールもデジタル化され、メール、チャット、LINEなど複数のチャンネルを使い分けている人は多いはず。書類作成はワードやエクセル、パワーポイントでの作成がほとんどでしょう。手書きで文字を書くのは、契約書や申請書などの公的文書などの最後に署名するくらいのものです。

リーガルテック

リーガルテック

膨大なデジタルデータの山から裁判や調査に必要な情報(証拠となる情報)を探し出すのは、どれだけ人手と時間を費やしても、もはや不可能な時代。
そこに登場したリーガルテックは、法律(リーガル)と技術(テクノロジー)を組み合わせた造語で、法律業務を支援するテクノロジー。

今後日本にも必ずやってくる波について記した必携の書。