インタビュー 出版業界 永遠のロングセラーはどう生まれたか。みすず書房と『夜と霧』の60年 2017年12月30日 17時配信 ツイート シェア 「言語を絶する感動」と謳われる本がある。 その本は、第二次世界大戦が終わって間もない1946年にオーストリアのウィーンで出版され、日本では1956年に日本語翻訳版が出版された。 原題は“Ein Psychologe erlebt das Konzentrationslager”。 ――直訳すると「一人の心理学者が強制収容所を体験する」。 その本は、2012年の時点で、世界で1000万部を超えるベストセラーとなっている。