だれかに話したくなる本の話

古典文学の傑作『竹取物語』が教えてくれる現代に生きる知恵

古典文学の傑作『竹取物語』が教えてくれる現代に生きる知恵

恋愛や結婚生活に戸惑ったり、部下との接し方に悩んだり、といった人間関係の悩み。これらは現代特有のものかと思いきや、千年前の平安時代に生きた人びとも同じようなことで悩んでいたようである。

千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気

千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気

実は性格が悪かった『竹取物語』のかぐや姫。夫への独占欲と嫉妬心にもがき苦しんだ『蜻蛉日記』の作者。華やかな女性遍歴ののち、人間の業に苦しみ、中年男性として成熟していく光源氏。『大鏡』が描く、胆力があり薄情な権力者・藤原道長。「どのみち死ぬなら、やってみる」というチャレンジ精神を思い起こさせてくれる『今昔物語集』の人々。人間の姿を生き生きと描き、千年たってもまったく色褪せることのない平安時代の文学作品は、現代の私たちに役立つ知恵と勇気の宝庫だ! 今をよく生きるための古典文学入門。

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