だれかに話したくなる本の話

ほぼ同期のキャイ~ンとずんの知られざる関係性

『キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じでぜんぜん違う』(天野ひろゆき、ウド鈴木、飯尾和樹、やす著、徳間書店刊)

お笑いコンビ、キャイ~ンの天野ひろゆきさんとウド鈴木さん、ずんの飯尾和樹さんとやすさんの4人は同じ事務所のほぼ同期。天野さん曰く、この4人の関係を表す言葉は、仲間、友達ではなく、「珍友」と呼ぶのがしっくりくるという。そんな4人によるエッセイ集が『キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じでぜんぜん違う』(天野ひろゆき、ウド鈴木、飯尾和樹、やす著、徳間書店刊)だ。

キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う

キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う

同じ事務所のほぼ同期の仲よしコンビ2組、キャイ~ンとずんのメンバーによる4人のエッセイ集。下積み時代の東京・錦糸町、三軒茶屋、五反田をめぐるツアーや、やすの生まれ故郷である宮崎、さらに歴史と美味しいものを求めて、福島・会津の旅など、修学旅行の学生さながら、4人一緒の旅を実施。その土地土地で繰り広げられる珍道中と漫才さながらの座談会を掲載。また、4人それぞれの幼少期から出会い、芸人デビュー、売れたきっかけ、活動、芸能界の交遊など、知られていることから知られていないことまでまとめた作文集。

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