だれかに話したくなる本の話

タイガースのレジェンドOBが現4番打者につけた注文とは?

『虎と巨人』(中央公論新社刊)

シーズンが中盤に入った2024年のプロ野球。パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスが独走状態だが、セ・リーグは大きく抜け出したチームはなく、まだどの球団が上位に来るのかはまったくわからない。

そんな中で、7月1日時点で34勝34敗、4位につけているのが昨年日本一に輝いた阪神タイガースだ。昨年は村上頌樹投手のブレイクがチームの躍進に大きな弾みをつけたが、今年は才木浩人投手が本格化し投手陣を引っ張っている。そんな今年のタイガースをOBはどう見ているのか。

虎と巨人

虎と巨人

1985年以来、38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。2年連続のBクラスに沈み、阿部慎之助新監督のもとで戦う読売ジャイアンツ。長嶋・王・江夏・田淵、レジェンドの記憶から、大山・佐藤輝・森下・岡本、スター選手に送るメッセージまで――ファンに愛され続ける“ミスター・タイガース”が、15年間の現役時代をふり返るとともに、「伝統の一戦」を繰り広げる二つのチームについて、その魅力を語りつくす。

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