惹きつけるための文章を書くために大事なこととは?
ブログ・SNSを見ると同じような投稿が溢れ、差別化が難しくなり、集客が難しい時代になった。もはや情報に価値がなくなり、肩書きに頼らない「人」で選ばれる時代だからこそ、自分の想いを相手に伝わる言葉で伝えることが重要となる。
そこで身につけたいスキルが、SNSでの「惹きつけライティング」だ。
『SNS惹きつけライティング』(荒井あずさ著、ぱる出版刊)では、アメブロをメインにSNSを使ったライティング・集客、別事業でPR業をしているSNS起業家の著者が、1つの記事で圧倒的にお客様を惹きつける秘訣を紹介している。
■惹きつける文章は「書く前の準備」で決まる
SNSで共感される文章に国語力は関係ないという。大事なのは、きちんとした日本語を使うことでも、正しい文法を使うことでもない。「読みやすく、分かりやすく、親しみやすい」ことだ。
SNSライティングは、目の前のたった一人に全力で自分の想いを伝える。そこには難しい言葉も、正しい文法も必要なく、その一人のために自分の感情とエネルギーを全力で出していくことが大切だ。そのためにも、自分の伝えたいこと、お客様が求めていることを明確にしておこう。
本文を通して、いかにお客様の心を惹きつけて、共感してもらうか、ファンになってもらえるかが、SNSの集客、売り上げにもつながる。その本文を書く際のライティングで重要なことが、「書く前の事前準備」だという。
たとえば、その記事で一番伝えたいことが何か(ゴール)を先に明確にしておくこと。「書いているうちに何を書いているのか分からなくなってしまう」となってしまうのは、ゴールが何かが自分の中で明確になってしまうから起きてしまうのだ。 また、1つの記事で伝えていいのは1つだけ。一度にたくさんのことを言われても、覚えきれないし、どれから手をつけていいのか分からなくなってしまう。
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今後ライバルが増え続ける中で、自分だから選ばれるために必要なことは「信念×お客様視点×伝わるライティング×正しいノウハウの使い方」であると荒井氏は述べる。本書から選ばれるための「惹きつけライティング」のノウハウを身につけてみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)