だれかに話したくなる本の話

イノベーションの土台 日本にはない欧米の教育とは

イノベーションの土台 日本にはない欧米の教育とは(*画像はイメージです)

新しい発想で世界を牽引する欧米の企業に比べ、日本はイノベーションが生まれないといわれている。イノベーションを起こすには、成功例や業界の常識だけでなく、身の回りのすべての当たり前を疑う必要がある。

だとすると、欧米でイノベーションが起こりやすいのであれば、それは既成の常識を皆が疑っているからなのか?

その通り。欧米では小学校から大学に至るまで、「疑う方法」を学んでいるのである。批判的に思考すること、疑うことを積極的に教育に取り込んでいるのだ。その欧米の教育の根底にあるのが哲学である。哲学の最も重要な要素は「当たり前を疑うこと」だ。

「当たり前」を疑う100の方法 イノベーションが生まれる哲学思考

「当たり前」を疑う100の方法 イノベーションが生まれる哲学思考

新しい発想で世界経済をけん引する企業が次々と登場する欧米に比べ、なぜ日本ではイノベーションが生まれないのか。それは、欧米では子どもの頃から「当たり前を疑うことが大事だ」と徹底的に教え込まれ、物事を批判的に思考するクセができているから。その教育の根底にあるのが「哲学」だ。「知っていることを知らないと思ってみる」(ソクラテス)、「答えを出さない方がいいと考えてみる」(キーツ)等、古今東西の哲学から、マンネリを抜け出し、ものの見方が変わる100のノウハウを伝授する。

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