自分を他人と比べて落ち込みがちな人が知るべき「本当の勇気」の話
「隣の芝は青い」の言葉通り、他人と自分を比較してしまうと、どうしても自分が人より劣っているように見えて、自己肯定感が下がってしまいやすい。
本当は比べるべきは他人ではなく、過去の自分。昨日の自分と比べて少し進んでいれば、それは進歩。そうはわかっているのだが、なかなか他人と比べることはやめられない。
「人は努力と訓練によって、何者にでもなることができる」という楽観主義が、心理学者アルフレッド・アドラーの基本的な考え方。それはつまり、自分次第で未来は変えることができるということだ。
『自己肯定感を高める、アドラーの名言』(ぱる出版刊)は経済・経営ジャーナリストの桑原晃弥氏が、自己肯定感を高め自分を100%肯定できる考え方を、アドラーの名言と共に解説する一冊だ。